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外壁の苔・カビ発生する原因|落とし方と再発を防ぐ方法

公開 2026.10.20更新 2026.11.01読了 約7分
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「北側の外壁だけ、緑っぽく汚れてきた」
「黒い点々は、カビ? 体に悪くない?」
「自分で洗っても、すぐまた生えてくる」

外壁の苔・カビ・藻は、「湿気がこもりやすい環境」と「塗膜の防水性の低下」が重なると発生しやすくなります。軽い汚れなら自分でも落とせますが、何度も生えてくる場合は、外壁が水を吸いやすくなっているサイン のことがあります。

この記事では、苔・カビが発生する原因、落とし方と注意点、業者に頼む場合の費用の目安、再発を防ぐ方法を、東京都東大和市で外装リフォームを行うクラフトホームズが解説します。

目次
1. 外壁に生える苔・カビ・藻の見分け方
2. 苔・カビが発生する原因
3. 放置するとどうなる?
4. 自分でできる落とし方と注意点
5. 業者に頼む場合の洗浄方法と費用の目安
6. 再発を防ぐ方法
7. よくある質問
8. まとめ

外壁に生える苔・カビ・藻の見分け方

外壁の「緑」や「黒」の汚れは、主に次の3種類です。

種類 見た目 生えやすい場所
苔(こけ) 緑色で、ふかふかと厚みがある 地面に近い部分、日の当たらない北面
藻(も) 緑色の薄い膜のよう。触ると少しぬめる 北面、雨水が伝う場所
カビ 黒や灰色の点々、しみ 風通しの悪い面、軒下、植木の近く

どれも「湿った状態が長く続く場所」を好む点は共通しています。排気ガスなどの汚れが雨水で流れてできる 黒い筋(雨だれ) とは原因が異なるため、汚れの形も見ておくと判断の材料になります。

苔・カビが発生する原因

原因1:日当たりと風通しが悪い

苔やカビは、日当たりが悪く、湿気がこもる場所 で育ちます。次のような家や場所は特に注意が必要です。

  • 北向きの外壁
  • 隣の家やブロック塀との距離が近い面
  • 庭木や生け垣が外壁に近い
  • 川や田畑、雑木林の近く
  • 雨どいがあふれて、いつも同じ場所が濡れる

原因2:塗膜の防水性が落ちている

新しい塗膜は水をはじくため、雨が降ってもすぐ乾きます。ところが年数がたつと防水性が落ち、外壁が水を吸って乾きにくくなる ため、苔やカビが根を張りやすくなります。外壁を触って白い粉がつく「チョーキング」が出ている場合も、防水性が落ちているサインです。

原因3:表面の凹凸

模様の深いサイディングや、ざらざらした仕上げの外壁は、ほこりや胞子がたまりやすく、苔・カビの足がかりになりやすい傾向があります。

放置するとどうなる?

見た目が悪くなるだけでなく、次のような心配があります。

  • 外壁が乾きにくくなる:苔やカビが水分を抱え込み、外壁材が湿った状態が続く
  • 塗膜や外壁材の傷みが早まる:濡れて乾くをくり返すことで、ひび割れや反りにつながる
  • 根が入り込み、落としにくくなる:長く放置するほど、表面を洗っても黒ずみが残りやすい

「最近、汚れが広がるのが早い」と感じたら、外壁の防水性を点検するタイミングです。

自分でできる落とし方と注意点

1階の手の届く範囲で、軽い汚れなら次の方法で落とせます。

  1. 外壁に水をかけて、表面のほこりを流す
  2. 薄めた中性洗剤をスポンジややわらかいブラシにつけ、やさしくこする
  3. たっぷりの水で洗剤を洗い流す

やってはいけないこと

  • 硬いブラシや金属たわしで強くこする:塗膜を傷つけ、かえって汚れやすくなります
  • 家庭用の高圧洗浄機を近くから当てる:塗膜がはがれたり、目地のコーキングを傷めたり、すき間から水が入ったりするおそれがあります
  • 塩素系のカビ取り剤を使う:外壁の色が抜けたり、植木や金属部分を傷めたりすることがあります。酸性の洗剤と混ざると有害なガスが出る危険もあるため、使う場合は製品の注意書きを必ず守ってください
  • はしごや脚立で2階部分を洗う:転落の危険があります。高い場所は業者に任せましょう

業者に頼む場合の洗浄方法と費用の目安

洗浄方法 内容 単価の目安 向いている汚れ
高圧洗浄 業務用の機械で水を噴きつけて汚れを落とす 200〜300円/㎡ ほこり、軽い苔・藻、チョーキングの粉
バイオ洗浄 専用の洗浄液で苔・カビを分解してから高圧洗浄する 300〜500円/㎡ 根の深い苔・カビ、黒ずみ

※30坪・2階建ての場合、バイオ洗浄は約7.5万〜15万円が目安です。2階部分は足場が必要になることが多く、別途費用がかかります。

外壁塗装の工事では、塗る前に必ず高圧洗浄を行います。苔やカビが多い場合は、塗装前の洗浄をバイオ洗浄にする ことで、汚れの根を残さずに塗装でき、塗料の密着もよくなります。

クラフトホームズの料金の目安は、料金プランをご覧ください。点検・お見積りは無料です。

再発を防ぐ方法

1. 防カビ・防藻性のある塗料で塗り替える

外壁が水を吸うようになっている場合は、洗浄だけではすぐに再発します。防カビ・防藻の性能を持つ塗料 や、汚れが雨で流れやすい 低汚染型の塗料 で塗り替えると、苔・カビがつきにくくなります。

2. 外壁まわりの環境を整える

  • 外壁に触れている枝や生け垣を剪定し、風通しをよくする
  • 外壁ぎわに物を置かない
  • 雨どいの詰まりやあふれを直し、同じ場所が濡れ続けないようにする

3. 年に1回、目で見て確認する

北面や地面に近い部分を中心に、年に1回ほど様子を見ておくと、軽いうちに対処できます。

【現場から一言】

「北側だけ苔が繰り返し生える家は、塗膜の防水性が落ちていることが多いです。洗うだけで済むのか、塗り替えが必要なのかは、外壁を濡らしたときの水の吸い方で判断できます。」

よくある質問

Q. 外壁のカビは、家族の健康に影響しますか?
A. 外壁の表面に生えたカビが、すぐに室内の空気に影響することは多くありません。ただし、外壁から室内へ湿気が入り込むほど傷んでいる場合は、室内の結露やカビにつながることもあります。気になる場合は点検を受けてください。

Q. 洗浄だけで、塗り替えはしなくてもいいですか?
A. 塗膜がまだ水をはじいている(築年数が浅い、チョーキングがほとんどない)なら、洗浄だけで十分なこともあります。洗ってもすぐ再発する場合や、チョーキングが出ている場合は、塗り替えを検討しましょう。

Q. 光触媒の塗料なら苔は生えませんか?
A. 光触媒塗料は、日光を受けて汚れを分解し、雨で流す仕組みのため、日当たりのよい面で効果を発揮しやすい塗料です。日の当たりにくい北面では効果が出にくい場合もあるため、場所に合わせて選ぶことが大切です。

まとめ

  • 外壁の苔・カビ・藻は、日当たり・風通しの悪さと、塗膜の防水性の低下が重なって発生しやすい
  • 軽い汚れは中性洗剤とやわらかいブラシで。高圧洗浄機の近づけすぎや塩素系の薬剤には注意
  • 業者の洗浄は、高圧洗浄200〜300円/㎡、バイオ洗浄300〜500円/㎡が目安
  • 再発を防ぐには、防カビ・防藻性のある塗料での塗り替えと、外壁まわりの環境づくりが効果的

クラフトホームズでは、汚れの種類と外壁の防水性を確認し、「洗浄で十分か」「塗り替えが必要か」を写真付きでご説明します。現地調査・お見積りは無料です。

▶ 関連記事:屋根のコケ・カビは放置していい?原因と対策(NO.046)/低汚染塗料・光触媒塗料とは?汚れにくさの比較(NO.069)
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