「外壁の塗装が、皮がむけるように剥がれてきた」
「数年前に塗ったばかりなのに、もう剥がれている」
「これって業者のミス? それとも寿命?」
外壁塗装の剥がれは、塗ってから10年前後たっているなら経年劣化、数年以内に起きているなら施工不良の可能性が高い と考えるのが1つの目安です。どちらの場合も、剥がれた部分は外壁材がむき出しになり雨水を吸うため、早めの点検と補修が必要 です。
この記事では、塗装が剥がれる主な原因、施工不良か劣化かの見分け方、補修方法と保証の確認手順を、東京都東大和市で外装リフォームを行うクラフトホームズが解説します。
目次
1. 外壁塗装の剥がれとは?よくある症状
2. 塗装が剥がれる主な原因
3. 施工不良か劣化かの見分け方
4. 剥がれを放置するとどうなる?
5. 剥がれの補修方法と相談の手順
6. よくある質問
7. まとめ
外壁塗装の剥がれとは?よくある症状
塗装の剥がれとは、外壁の表面をおおう塗膜(とまく:塗料が乾いてできた膜)が、外壁材から浮いたり、めくれたりする状態です。
| 症状 | 見た目 | 起きていること |
|---|---|---|
| 膨れ | 塗膜が風船のようにぷくっと膨らむ | 塗膜の裏に水分や空気がたまっている |
| 浮き | 指で押すとぺこぺこする | 塗膜が外壁材から離れかけている |
| 剥がれ | 皮がむけるようにめくれる | 塗膜が外壁材にくっついていない |
| 層間剥離(そうかんはくり) | 上の層だけがはがれ、下に古い色が見える | 新しい塗膜と古い塗膜の間でくっついていない |
最後の「層間剥離」は、今回の塗装と前回の塗装の間で剥がれている状態で、塗り替え工事の手順に問題があった可能性を示すことがあります。
塗装が剥がれる主な原因
経年劣化によるもの
塗膜は、紫外線や雨風を受けて少しずつ弱くなります。塗料ごとの耐用年数を過ぎると、外壁材との密着力が落ち、ひび割れから入った水などをきっかけに剥がれてきます。手に白い粉がつく「チョーキング」や細かいひび割れが先に出ていることが多いのが特徴です。
施工不良によるもの
塗装後の早い時期に剥がれる場合、次のような原因が考えられます。
- 下地処理の不足:高圧洗浄が不十分で、古い塗膜の粉や汚れ・苔が残ったまま塗っている。サビや傷んだ旧塗膜を落とす作業(ケレン)が足りない
- 乾燥時間の不足:下塗り・中塗り・上塗りの間に、塗料ごとに決められた乾燥時間をとらずに塗り重ねている
- 悪い天候での施工:塗料メーカーの資料では、気温5℃以下や湿度85%以上のとき、雨や夜露のおそれがあるとき などは塗装を避けるよう案内されています。こうした条件で塗ると、塗料がうまく固まらず、密着不良や剥がれの原因になります
- 下塗り材の選び間違い:外壁材や前回の塗料との相性が合わない下塗り材を使っている
- 塗料の薄め過ぎ・塗る量の不足:決められた量より薄く塗ると、塗膜が弱くなる
外壁材や建物側の原因
外壁材そのものが水を吸って傷んでいる、コーキングのすき間から水が回っている、といった場合も、内側からの水分で塗膜が膨れ・剥がれを起こすことがあります。この場合は塗り直すだけでは再発するため、原因の修理が先です。
施工不良か劣化かの見分け方
| チェック項目 | 劣化の可能性が高い | 施工不良の可能性がある |
|---|---|---|
| 塗ってからの年数 | 10年前後以上(塗料の耐用年数を過ぎている) | 1〜3年程度など、耐用年数よりかなり早い |
| 剥がれ方 | 全体的に傷み、チョーキングやひびも見られる | 一部の面・場所にかたよって、まとまって剥がれる |
| 剥がれた下の状態 | 外壁材が傷み、色あせている | 下に前回の塗膜がきれいに残っている(層間剥離) |
| 工事中の様子 | ― | 雨の日や寒い日にも作業していた、1日で何回も塗り重ねていた |
ただし、これらはあくまで目安です。日当たりや雨のかかり方、外壁材の傷み具合によっては、劣化でも早く剥がれることがあります。業者の責任かどうかを自分で決めつけず、まずは写真で記録して専門家の点検を受けましょう。
剥がれを放置するとどうなる?
- 外壁材が雨水を吸う:塗膜がない部分から水がしみ込み、サイディングの反りやモルタルのひび割れにつながる
- 剥がれが広がる:剥がれた縁から水が入り、まわりの塗膜も浮いてくる
- 補修の範囲と費用がふくらむ:外壁材まで傷むと、塗装だけでなく外壁材の補修や張り替えが必要になることがある
剥がれたかけらを無理にはがしたり、上から市販の塗料を塗ったりするのは控えてください。原因が分からないまま塗ると、同じ場所がまた剥がれたり、保証の確認がしにくくなったりします。
剥がれの補修方法と相談の手順
補修方法の目安
| 状態 | 主な補修方法 | 費用の目安 |
|---|---|---|
| 一部だけの剥がれ(1階など) | 浮いた塗膜を除去し、下地を整えて部分塗装 | 範囲・足場の有無による |
| 全体的な剥がれ・経年劣化 | 旧塗膜の除去・下地処理のうえ、外壁全体を塗り替え | 30坪で60万〜100万円程度(足場込み) |
| 外壁材まで傷んでいる | 外壁材の補修・部分張り替え+塗装 | 状態により大きく変わる |
※部分塗装は、まわりと色や艶が合わず、補修跡が目立つことがあります。
※剥がれの補修では、浮いた旧塗膜をしっかり取り除く手間がかかるため、通常の塗り替えより下地処理の費用が増える場合があります。
クラフトホームズの料金の目安は、料金プランをご覧ください。点検・お見積りは無料です。
施工不良が疑われるときの相談手順
- 剥がれた場所を写真で記録する(日付・場所が分かるように)
- 工事の契約書・見積書・保証書を用意する(保証期間と保証の範囲を確認)
- 施工した会社に連絡し、点検を依頼する
- 話し合いがまとまらない場合は、住宅リフォームの公的な相談窓口や消費生活センター に相談する
施工した会社と連絡が取れない場合や、原因の判断に迷う場合は、別の専門業者に「第三者の目」で点検してもらうのも1つの方法です。
【現場から一言】
「剥がれた部分の裏側を見ると、原因のヒントが残っていることが多いです。はがしたり塗ったりせず、そのままの状態で見せていただけると判断しやすくなります。」
よくある質問
Q. 塗装してから3年で剥がれました。無料で直してもらえますか?
A. 工事保証の期間内で、保証の対象となる症状であれば、無償で補修してもらえる可能性があります。保証書に書かれた期間と対象(「剥がれ」が含まれるか、どの部位が対象か)を確認し、施工会社に相談してください。
Q. 剥がれた部分だけ自分で塗ってもいいですか?
A. おすすめしません。浮いた塗膜を取り除き、外壁材に合った下塗り材を使わないと、すぐにまた剥がれてしまいます。保証の対象かどうかの確認も難しくなるため、まずは点検を受けてください。
Q. 次の塗装で剥がれないようにするには、どこを確認すればいいですか?
A. 見積りや工程表で「高圧洗浄」「下地処理(ケレン・補修)」「下塗り材の名前」「3回塗り」「各工程の乾燥時間」が明記されているかを確認しましょう。工事中の写真を工程ごとに残してくれる会社だと、後からも確認しやすく安心です。
まとめ
- 外壁塗装の剥がれには、膨れ・浮き・剥がれ・層間剥離などの症状がある
- 10年前後たっていれば経年劣化、数年以内なら施工不良(下地処理・乾燥・天候・下塗り材など)の可能性がある
- 剥がれを放置すると、外壁材が水を吸い、補修の範囲と費用が大きくなりやすい
- 施工不良が疑われるときは、写真・契約書・保証書をそろえて施工会社に相談する
クラフトホームズは中間マージンのない自社施工で、工事保証は最長10年です。剥がれの原因診断だけのご相談も歓迎です。現地調査・お見積りは無料です。
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