「前に塗った赤っぽい外壁が、数年で白っぽくなってしまった」
「好きな色にしたいけど、すぐに色あせしないか心配」
「色あせしにくい色って、具体的にどんな色?」
外壁の色あせは、主に 太陽の紫外線 によって起こります。一般に、赤・黄色・オレンジなどの鮮やかな色は色あせしやすく、白・アイボリー・ベージュ・グレーなどの落ち着いた色は色あせが目立ちにくい 傾向があります。ただし、色あせのしにくさは色だけでなく、どの塗料を使うか でも大きく変わります。
この記事では、外壁が色あせするしくみと、色あせしやすい色・しにくい色、長くきれいに保つための塗料選びを、東京都東大和市で外装リフォームを行うクラフトホームズが解説します。
目次
1. 外壁が色あせするしくみ
2. 色あせしやすい色
3. 色あせしにくい色
4. 色別|色あせの目立ちやすさ一覧
5. 色あせを遅らせる塗料と工夫
6. 色あせは塗り替えのサイン?
7. よくある質問
8. まとめ
外壁が色あせするしくみ
外壁の塗料は、主に 「色のもと(顔料)」 と、それを包んで外壁にくっつける 「樹脂」 でできています。
太陽の紫外線や雨、熱を毎日受け続けると、
- 顔料そのものが紫外線で分解され、色が薄くなる
- 樹脂が傷み、表面が少しずつ粉のようになる(チョーキング)
- 表面がザラザラになり、光の反射が変わって白っぽく見える
という変化が起こります。これが「色あせ」です。
特に、日当たりのよい 南面や西面 は紫外線を多く受けるため、北面より早く色あせが進みます。同じ家でも、面によって色あせ具合が違うのはこのためです。
色あせしやすい色
1. 赤・黄色・オレンジなどの鮮やかな色
鮮やかな色を出すための顔料には、紫外線に弱いものが多く使われています。そのため、赤や黄色は特に色あせしやすい色といわれます。赤みの強いブラウンやピンクなども、同じ理由で色あせしやすい傾向があります。
2. はっきりとした原色・ビビッドな色
はっきりした色は、少し色が薄くなっただけで「古びた」「くたびれた」印象になりやすいのが難点です。色あせの量は同じでも、見た目の変化が大きく感じられます。
3. 黒・濃紺など濃い色(白っぽさが目立つ)
濃い色は、色そのものよりも、表面の劣化で出る白い粉(チョーキング)や、白っぽいほこりが目立ちやすい 色です。そのため、色あせして白っぽくなったように見えやすくなります。また、濃い色は日光の熱を吸収しやすく、塗膜(塗料の膜)に負担がかかりやすい面もあります。
色あせしにくい色
1. 白・アイボリー
白の顔料は紫外線に強いものが使われることが多く、色そのものはあせにくい色です。ただし、真っ白は雨だれやほこりなどの 汚れが目立ちやすい ため、少し色の入ったオフホワイトやアイボリーが選ばれることが多くあります。
2. ベージュ・グレー・ブラウン系
もともと少しくすんだ落ち着いた色は、時間がたって色が少し薄くなっても、変化に気づきにくい のが特長です。汚れの色にも近いため、汚れも目立ちにくく、長くきれいに見えやすい色です。
3. くすみ系の中間色
グリーンやブルーを使いたい場合も、鮮やかな色ではなく、グレーがかった「くすみ系」の色を選ぶと、色あせが目立ちにくくなります。
色別|色あせの目立ちやすさ一覧
| 色 | 色あせの目立ちやすさ | 汚れの目立ちやすさ | ひとこと |
|---|---|---|---|
| 赤・オレンジ | 目立ちやすい | ふつう | 紫外線で色が薄くなりやすい |
| 黄色 | 目立ちやすい | ふつう | 鮮やかな黄色ほど変化が大きい |
| 赤みの強いブラウン | やや目立ちやすい | 目立ちにくい | 赤い顔料を多く含むため |
| 黒・濃紺 | 目立ちやすい(白っぽくなる) | 目立ちやすい | チョーキングの白い粉が目立つ |
| 真っ白 | 目立ちにくい | 目立ちやすい | 色はあせにくいが汚れに注意 |
| アイボリー・ベージュ | 目立ちにくい | 目立ちにくい | 色あせ・汚れの両面でバランスがよい |
| 明るい〜中間のグレー | 目立ちにくい | 目立ちにくい | どんな家にも合わせやすい |
| くすみ系のグリーン・ブルー | やや目立ちにくい | ふつう | 鮮やかな色よりあせが目立ちにくい |
※色あせの進み方は、塗料の種類、日当たり、立地などによって変わります。あくまで一般的な傾向です。
色あせを遅らせる塗料と工夫
好きな色をあきらめなくても、塗料の選び方で色あせを遅らせることができます。
塗料のグレードを上げる
| 塗料 | 耐用年数の目安 | 色あせへの強さ |
|---|---|---|
| ウレタン | 8〜10年 | ふつう |
| シリコン | 7〜15年 | ふつう〜やや強い |
| ラジカル制御型 | 10〜15年 | やや強い |
| フッ素 | 10〜15年 | 強い |
| 無機 | 15〜20年 | 強い |
※耐用年数は一般的な目安です。メーカーや製品、立地条件によって変わります。
フッ素や無機などの耐候性(日光や雨に対する強さ)の高い塗料は、樹脂が傷みにくいため、色あせやチョーキングも起こりにくくなります。鮮やかな色や濃い色を選ぶ場合は、塗料のグレードを上げる のが効果的です。
そのほかの工夫
– ツヤありの塗料を選ぶ ― 一般に、ツヤを抑えた仕上げより、ツヤありのほうが耐候性が高いとされます
– 色によって選べる塗料を確認する ― 製品によっては、鮮やかな色が選べない、または色によって耐候性が変わることがあります
– 日当たりのよい面の状態を定期的に見る ― 南面・西面の変化が、塗り替え時期の目安になります
クラフトホームズの料金の目安は、料金プランをご覧ください。点検・お見積りは無料です。
色あせは塗り替えのサイン?
色あせそのものは、すぐに家を傷めるものではありません。ただし、色あせが進んでいるということは、塗膜が紫外線で傷み、外壁を守る力が弱まり始めている サインでもあります。
次のような症状が一緒に出ていたら、塗り替えを考える時期です。
- 外壁を手でこすると、白い粉がつく(チョーキング)
- ひび割れがある
- 外壁の継ぎ目のゴム状の部分(コーキング)がひび割れている
- コケやカビが広がっている
色あせが気になり始めたら、一度専門業者に点検してもらうと安心です。
【現場から一言】
「赤や黄色など鮮やかな色をご希望の場合は、色あせしにくい塗料をあわせてご提案しています。好きな色を長く楽しむために、色と塗料はセットで考えてみてください。」
よくある質問
Q. 色あせした外壁を、同じ色で塗り直すことはできますか?
A. できます。色の番号が分かれば同じ色で塗れますし、分からない場合も、色見本と見比べて近い色を選べます。ただし、今の色あせた状態ではなく、元の色に近い色になる点に注意してください。
Q. 黒い外壁は、すぐに色あせしますか?
A. 黒の色そのものが極端にあせやすいわけではありませんが、表面の劣化で出る白い粉やほこりが目立ちやすく、白っぽく見えやすい色です。耐候性の高い塗料を選ぶと、きれいな状態を長く保ちやすくなります。
Q. 色あせしにくい色を選べば、塗り替えまでの期間は延びますか?
A. 色あせが目立ちにくくなることはありますが、外壁を守る力は塗料の種類で決まります。塗り替えの時期は、色だけでなく、チョーキングやひび割れなどの症状もあわせて判断しましょう。
まとめ
- 外壁の色あせは、主に紫外線で顔料や樹脂が傷むことで起こる
- 赤・黄色などの鮮やかな色は色あせしやすく、黒や濃紺は白っぽさが目立ちやすい
- 白・アイボリー・ベージュ・グレーなど落ち着いた色は、色あせが目立ちにくい
- 好きな色を長持ちさせたいなら、フッ素や無機など耐候性の高い塗料を選ぶ
クラフトホームズでは、色のご希望とご予算に合わせて、色あせしにくい塗料選びもご提案しています。現地調査・お見積りは無料です。
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