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日本ペイント・関西ペイント・エスケー化研の塗料の違い

公開 2026.11.01更新 2026.11.01読了 約10分
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「見積書に知らない塗料の名前が書いてあって、良いものか分からない」
「日本ペイントと関西ペイント、どっちがいいの?」
「業者によってすすめるメーカーが違うのはなぜ?」

日本ペイント・関西ペイント・エスケー化研は、いずれも外壁塗装で広く使われている国内の大手塗料メーカーです。3社とも、戸建ての外壁向けにシリコン系から無機系まで幅広いグレードをそろえていて、「劣化しにくさ」や「汚れにくさ」を高める技術もそれぞれ持っています。そのため、「どのメーカーか」よりも「どのグレード・どの製品を、今の外壁に合わせて正しく塗るか」のほうが、仕上がりと長持ちを大きく左右します。

この記事では、3社の戸建て外壁向けの代表的な塗料と特徴、共通点、塗料を選ぶときに本当に見るべきポイントを、東京都東大和市で外装リフォームを行うクラフトホームズが解説します。

※製品名・ラインアップは、各社の公式サイトで確認した内容です(2026年10月時点)。製品は改良や名称変更が行われることがあるため、最新の情報は各社の公式サイトでご確認ください。

目次
1. 3社に共通すること
2. 日本ペイントの戸建て外壁向け塗料
3. 関西ペイントの戸建て外壁向け塗料
4. エスケー化研の戸建て外壁向け塗料
5. 3社の代表的な塗料を一覧で比較
6. メーカーより大切な塗料選びの4つのポイント
7. よくある質問
8. まとめ

3社に共通すること

まず知っておきたいのは、3社の塗料には共通点が多い ということです。

  • グレードの幅が広い:シリコン系を中心に、より長持ちする無機系(無機成分を組み合わせた塗料)まで用意されている
  • ラジカル制御の技術:紫外線で塗膜(塗料の膜)が傷む原因になる「ラジカル」という物質の発生を抑え、劣化を遅らせる技術を、3社とも主力製品に取り入れている
  • 低汚染・防かび防藻:雨で汚れを流しやすくする性能や、苔・カビを付きにくくする性能を持つ製品が多い
  • 水性と弱溶剤の両方がある:においの少ない水性塗料と、密着性や塗れる素材の幅に強みがある弱溶剤(においを抑えた油性)塗料の両方をそろえている
  • 遮熱タイプもある:日差しをはね返す遮熱塗料のラインアップがある(外壁用・屋根用の別は製品による)

つまり、同じグレードどうしで比べれば、どのメーカーにも外壁を長く守るための十分な性能の製品がそろっています。メーカーごとの違いは、製品の名前や、性能を高めるための技術の考え方、ラインアップの組み方に表れます。

日本ペイントの戸建て外壁向け塗料

日本ペイントは、戸建ての塗り替え向けに「パーフェクトシリーズ」を展開しています。

  • パーフェクトトップSi:ラジカル制御形のシリコン系塗料。2022年に発売10周年を迎えた主力製品で、2025年に「パーフェクトトップ」から名称が変更されました。2026年4月には、遮熱機能を加えた「パーフェクトトップSi 遮熱オプション」も発売されています
  • ファインパーフェクトトップSi:パーフェクトトップSiと同じシリーズの製品で、弱溶剤タイプとしてラインアップされています
  • グランセラトップ 2液水性(旧:パーフェクトセラミックトップG):無機系(セラミックハイブリッド)で、超高耐候・超低汚染をうたう上位グレード
  • サイディング用のクリヤー塗料:今の外壁の柄を生かしたまま塗れる、透明な塗料も用意しています

日本ペイントの公式サイトでは、塗料選びの性能として「耐候性」「低汚染」「遮熱」「防藻・防かび」を挙げ、耐候性の高い塗料ほど価格も高くなるため、家の環境に合わせてバランスよく選ぶことをすすめています。

関西ペイントの戸建て外壁向け塗料

関西ペイントは、住宅の塗り替え向けの主力ブランドとして「アレスダイナミックシリーズ」を展開しています。2015年に販売を始めたシリーズで、外壁だけでなく屋根や軒裏など、住宅の外まわり全体に対応する製品がそろっています。

  • アレスダイナミックTOP:水性のアクリルシリコン系塗料。関西ペイント独自の「ハルスハイリッチ」技術を含む4つの技術でラジカルの発生を抑え、超低汚染・防カビ防藻の性能を持っています
  • アレスダイナミックTOP遮熱/TOPクリーン(2024年発売):遮熱タイプと、汚れの付きにくさを高めたタイプ
  • アレスダイナミックECO断熱遮熱工法(2024年発売):断熱性のある中塗り材と遮熱タイプの上塗り材を組み合わせた工法
  • ラグゼMUKIシリーズ(2025年発売):無機と有機を組み合わせた超高耐候性の上位ブランドで、外壁用には水性タイプと弱溶剤タイプがあります

関西ペイントは、基本となる塗料に遮熱・汚染防止・断熱などの機能を足したバリエーションを、同じシリーズの中で選べるようにしているのが特徴です。

エスケー化研の戸建て外壁向け塗料

エスケー化研は、外壁の塗料に加え、外壁の模様や質感をつくる「仕上塗材(しあげぬりざい)」も幅広く手がけるメーカーです。戸建ての塗り替え向けには「エスケープレミアムシリーズ」を展開しています。

  • エスケープレミアムシリコン:水性のハイブリッドシリコン樹脂塗料。ラジカル制御の技術を取り入れ、低汚染・防かび防藻の性能を持っています。弾性タイプ(細かいひび割れに追従しやすいもの)や、防かび・防藻を強化した「BIO」もあります
  • エスケープレミアムNADシリコン:弱溶剤タイプの1液型シリコン塗料
  • エスケープレミアム無機/無機マイルド:無機系の上位グレード。親水性で雨が汚れを洗い流す、静電気を帯びにくいなどのしくみで「超低汚染」をうたっています
  • クリーンマイルドシリコン:弱溶剤タイプのアクリルシリコン樹脂塗料で、超低汚染・防かび防藻性をうたっています

エスケー化研は、同じグレードの中で水性・弱溶剤・弾性など、下地や希望に合わせて選べるタイプを細かく用意しているのが特徴です。

3社の代表的な塗料を一覧で比較

比べる点 日本ペイント 関西ペイント エスケー化研
戸建て塗り替え向けの主なシリーズ パーフェクトシリーズ アレスダイナミックシリーズ エスケープレミアムシリーズ
シリコン系の代表製品 パーフェクトトップSi アレスダイナミックTOP エスケープレミアムシリコン
無機系の代表製品 グランセラトップ 2液水性 ラグゼMUKIシリーズ エスケープレミアム無機
ラジカル制御の技術 あり あり(ハルスハイリッチなど) あり
遮熱タイプ あり あり 屋根用はあり
水性・弱溶剤 両方あり 両方あり 両方あり

表のとおり、3社とも同じような価格帯・グレードの製品をそろえていて、「このメーカーだけが特別に優れている」という差はつけにくい のが実際のところです。塗料の価格や耐用年数の目安も、メーカーよりグレード(シリコン系・無機系など)によって決まります。

メーカーより大切な塗料選びの4つのポイント

1. グレードを決める
まず「あと何年この家に住むか」「次の塗り替えまで何年もたせたいか」から、シリコン系・無機系などのグレードを決めます。メーカー選びはその後で十分です。

2. 今の外壁に合ったタイプを選ぶ
外壁材の種類(サイディング・モルタル・金属など)や、今の塗膜の状態によって、合う塗料が変わります。細かいひび割れが多い壁には弾性タイプ、金属系の外壁には密着しやすいタイプ、といった具合です。水性か弱溶剤かも、下地との相性で選びます。

3. 下塗り材まで同じメーカーでそろえる
塗料は、下塗り材と上塗り材を組み合わせて性能を発揮するように作られています。メーカーが決めた組み合わせ(仕様)どおりに塗ること が大切で、どのメーカーの塗料でも同じです。

4. 見積書で製品名と塗る回数を確認する
「シリコン塗料」とだけ書かれた見積書では、どの製品を使うのか分かりません。メーカー名・製品名・塗る回数(下塗り・中塗り・上塗り) が書かれているかを確認しましょう。工事中に塗料の缶を見せてもらえるかも、安心材料になります。

クラフトホームズの料金の目安は、料金プランをご覧ください。点検・お見積りは無料です。

【現場から一言】

「どのメーカーの塗料にもそれぞれ良い製品があります。私たちは外壁の素材や傷み具合を見てから、合う製品を複数ご提案し、違いをご説明したうえで選んでいただいています。」

よくある質問

Q. 結局、どのメーカーの塗料がいちばんいいのですか?
A. 3社とも戸建て向けに十分な性能の製品をそろえており、メーカーだけで優劣は決められません。大切なのは、グレード・外壁との相性・正しい施工です。気になる製品があれば、遠慮なく業者に理由を聞いてみてください。

Q. 業者によってすすめるメーカーが違うのはなぜですか?
A. 業者ごとに、使い慣れていて施工のコツを知っている製品や、仕入れやすい製品があるためです。それ自体は問題ありませんが、「なぜこの製品をすすめるのか」を説明してもらえるかは確認しましょう。

Q. 見積書の塗料が、ネットで見たものと名前が少し違います。
A. 同じシリーズでも、水性・弱溶剤・弾性などのタイプ違いで名前が変わることがあります。また、製品の名称が変更されている場合もあります。気になるときは、業者にメーカーの公式資料を見せてもらうと確実です。

まとめ

  • 日本ペイント・関西ペイント・エスケー化研は、いずれも外壁塗装で広く使われる国内の大手塗料メーカー
  • 3社ともシリコン系から無機系までそろえ、ラジカル制御・低汚染・遮熱などの技術を持っている
  • メーカーの違いより、グレード・外壁との相性・仕様どおりの施工のほうが仕上がりを左右する
  • 見積書では、メーカー名・製品名・塗る回数が書かれているかを必ず確認する

クラフトホームズでは、特定のメーカーにこだわらず、外壁の状態とご希望に合った塗料を比べながらご提案します。現地調査・お見積りは無料です。

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