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外壁塗装が剥がれる原因と対処|施工不良か劣化かの見分け方

公開 2026.10.20更新 2026.11.01読了 約8分
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「外壁の塗装が、皮がむけるように剥がれてきた」
「数年前に塗ったばかりなのに、もう剥がれている」
「これって業者のミス? それとも寿命?」

外壁塗装の剥がれは、塗ってから10年前後たっているなら経年劣化、数年以内に起きているなら施工不良の可能性が高い と考えるのが1つの目安です。どちらの場合も、剥がれた部分は外壁材がむき出しになり雨水を吸うため、早めの点検と補修が必要 です。

この記事では、塗装が剥がれる主な原因、施工不良か劣化かの見分け方、補修方法と保証の確認手順を、東京都東大和市で外装リフォームを行うクラフトホームズが解説します。

目次
1. 外壁塗装の剥がれとは?よくある症状
2. 塗装が剥がれる主な原因
3. 施工不良か劣化かの見分け方
4. 剥がれを放置するとどうなる?
5. 剥がれの補修方法と相談の手順
6. よくある質問
7. まとめ

外壁塗装の剥がれとは?よくある症状

塗装の剥がれとは、外壁の表面をおおう塗膜(とまく:塗料が乾いてできた膜)が、外壁材から浮いたり、めくれたりする状態です。

症状 見た目 起きていること
膨れ 塗膜が風船のようにぷくっと膨らむ 塗膜の裏に水分や空気がたまっている
浮き 指で押すとぺこぺこする 塗膜が外壁材から離れかけている
剥がれ 皮がむけるようにめくれる 塗膜が外壁材にくっついていない
層間剥離(そうかんはくり) 上の層だけがはがれ、下に古い色が見える 新しい塗膜と古い塗膜の間でくっついていない

最後の「層間剥離」は、今回の塗装と前回の塗装の間で剥がれている状態で、塗り替え工事の手順に問題があった可能性を示すことがあります。

塗装が剥がれる主な原因

経年劣化によるもの

塗膜は、紫外線や雨風を受けて少しずつ弱くなります。塗料ごとの耐用年数を過ぎると、外壁材との密着力が落ち、ひび割れから入った水などをきっかけに剥がれてきます。手に白い粉がつく「チョーキング」や細かいひび割れが先に出ていることが多いのが特徴です。

施工不良によるもの

塗装後の早い時期に剥がれる場合、次のような原因が考えられます。

  1. 下地処理の不足:高圧洗浄が不十分で、古い塗膜の粉や汚れ・苔が残ったまま塗っている。サビや傷んだ旧塗膜を落とす作業(ケレン)が足りない
  2. 乾燥時間の不足:下塗り・中塗り・上塗りの間に、塗料ごとに決められた乾燥時間をとらずに塗り重ねている
  3. 悪い天候での施工:塗料メーカーの資料では、気温5℃以下や湿度85%以上のとき、雨や夜露のおそれがあるとき などは塗装を避けるよう案内されています。こうした条件で塗ると、塗料がうまく固まらず、密着不良や剥がれの原因になります
  4. 下塗り材の選び間違い:外壁材や前回の塗料との相性が合わない下塗り材を使っている
  5. 塗料の薄め過ぎ・塗る量の不足:決められた量より薄く塗ると、塗膜が弱くなる

外壁材や建物側の原因

外壁材そのものが水を吸って傷んでいる、コーキングのすき間から水が回っている、といった場合も、内側からの水分で塗膜が膨れ・剥がれを起こすことがあります。この場合は塗り直すだけでは再発するため、原因の修理が先です。

施工不良か劣化かの見分け方

チェック項目 劣化の可能性が高い 施工不良の可能性がある
塗ってからの年数 10年前後以上(塗料の耐用年数を過ぎている) 1〜3年程度など、耐用年数よりかなり早い
剥がれ方 全体的に傷み、チョーキングやひびも見られる 一部の面・場所にかたよって、まとまって剥がれる
剥がれた下の状態 外壁材が傷み、色あせている 下に前回の塗膜がきれいに残っている(層間剥離)
工事中の様子 ― 雨の日や寒い日にも作業していた、1日で何回も塗り重ねていた

ただし、これらはあくまで目安です。日当たりや雨のかかり方、外壁材の傷み具合によっては、劣化でも早く剥がれることがあります。業者の責任かどうかを自分で決めつけず、まずは写真で記録して専門家の点検を受けましょう。

剥がれを放置するとどうなる?

  • 外壁材が雨水を吸う:塗膜がない部分から水がしみ込み、サイディングの反りやモルタルのひび割れにつながる
  • 剥がれが広がる:剥がれた縁から水が入り、まわりの塗膜も浮いてくる
  • 補修の範囲と費用がふくらむ:外壁材まで傷むと、塗装だけでなく外壁材の補修や張り替えが必要になることがある

剥がれたかけらを無理にはがしたり、上から市販の塗料を塗ったりするのは控えてください。原因が分からないまま塗ると、同じ場所がまた剥がれたり、保証の確認がしにくくなったりします。

剥がれの補修方法と相談の手順

補修方法の目安

状態 主な補修方法 費用の目安
一部だけの剥がれ(1階など) 浮いた塗膜を除去し、下地を整えて部分塗装 範囲・足場の有無による
全体的な剥がれ・経年劣化 旧塗膜の除去・下地処理のうえ、外壁全体を塗り替え 30坪で60万〜100万円程度(足場込み)
外壁材まで傷んでいる 外壁材の補修・部分張り替え+塗装 状態により大きく変わる

※部分塗装は、まわりと色や艶が合わず、補修跡が目立つことがあります。
※剥がれの補修では、浮いた旧塗膜をしっかり取り除く手間がかかるため、通常の塗り替えより下地処理の費用が増える場合があります。

クラフトホームズの料金の目安は、料金プランをご覧ください。点検・お見積りは無料です。

施工不良が疑われるときの相談手順

  1. 剥がれた場所を写真で記録する(日付・場所が分かるように)
  2. 工事の契約書・見積書・保証書を用意する(保証期間と保証の範囲を確認)
  3. 施工した会社に連絡し、点検を依頼する
  4. 話し合いがまとまらない場合は、住宅リフォームの公的な相談窓口や消費生活センター に相談する

施工した会社と連絡が取れない場合や、原因の判断に迷う場合は、別の専門業者に「第三者の目」で点検してもらうのも1つの方法です。

【現場から一言】

「剥がれた部分の裏側を見ると、原因のヒントが残っていることが多いです。はがしたり塗ったりせず、そのままの状態で見せていただけると判断しやすくなります。」

よくある質問

Q. 塗装してから3年で剥がれました。無料で直してもらえますか?
A. 工事保証の期間内で、保証の対象となる症状であれば、無償で補修してもらえる可能性があります。保証書に書かれた期間と対象(「剥がれ」が含まれるか、どの部位が対象か)を確認し、施工会社に相談してください。

Q. 剥がれた部分だけ自分で塗ってもいいですか?
A. おすすめしません。浮いた塗膜を取り除き、外壁材に合った下塗り材を使わないと、すぐにまた剥がれてしまいます。保証の対象かどうかの確認も難しくなるため、まずは点検を受けてください。

Q. 次の塗装で剥がれないようにするには、どこを確認すればいいですか?
A. 見積りや工程表で「高圧洗浄」「下地処理(ケレン・補修)」「下塗り材の名前」「3回塗り」「各工程の乾燥時間」が明記されているかを確認しましょう。工事中の写真を工程ごとに残してくれる会社だと、後からも確認しやすく安心です。

まとめ

  • 外壁塗装の剥がれには、膨れ・浮き・剥がれ・層間剥離などの症状がある
  • 10年前後たっていれば経年劣化、数年以内なら施工不良(下地処理・乾燥・天候・下塗り材など)の可能性がある
  • 剥がれを放置すると、外壁材が水を吸い、補修の範囲と費用が大きくなりやすい
  • 施工不良が疑われるときは、写真・契約書・保証書をそろえて施工会社に相談する

クラフトホームズは中間マージンのない自社施工で、工事保証は最長10年です。剥がれの原因診断だけのご相談も歓迎です。現地調査・お見積りは無料です。

▶ 関連記事:外壁塗装の保証|工事保証とメーカー保証の違い(NO.087)/冬・梅雨でも外壁塗装はできる?(NO.094)
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