「台風のあと、屋根から何か落ちてきた音がした」
「庭に見覚えのない金属の板が落ちている」
「見た目は大丈夫そうだけど、本当に被害がないか不安」
台風や強風のあとは、屋根に上らず、家の外と室内の両方から確認する のが基本です。被害を見つけたら、まず写真を撮って記録し、早めに専門業者と保険会社へ連絡 しましょう。火災保険の風災補償を使える場合もありますが、請求には期限がある ので注意が必要です。
この記事では、台風・強風のあとに屋根を安全に確認する方法と、被害を見つけたときの対応の流れを、東京都東大和市で外装リフォームを行うクラフトホームズが解説します。
目次
1. まずは安全を確保する
2. 家の外から確認するポイント
3. 室内から確認するポイント
4. 被害を見つけたときの対応の流れ
5. 火災保険を使うときの注意点
6. 災害のあとに増える訪問業者に注意
7. よくある質問
8. まとめ
まずは安全を確保する
台風が過ぎた直後は、まだ風が強かったり、屋根材や板金が不安定な状態でぶら下がっていたりすることがあります。
- 屋根やはしごには絶対に上らない(濡れた屋根は非常に滑りやすく、転落の危険があります)
- 軒下を歩くときは頭上に注意する(浮いた屋根材や雨樋が落ちてくることがあります)
- 落ちてきた金属の板やスレートに素手で触らない(ふちが鋭く、けがをしやすい)
- 電線に触れている物には近づかない
確認は、風がおさまり、明るい時間帯に行いましょう。
家の外から確認するポイント
家の周りを一周しながら、地上や少し離れた場所から屋根を見上げます。双眼鏡やスマートフォンのズーム機能を使うと、細かいところまで確認しやすくなります。
| 確認する場所 | 見るポイント | 考えられる被害 |
|---|---|---|
| 屋根のてっぺん | 棟板金が浮いている・なくなっている | 棟板金の飛散、下地の木材の露出 |
| 屋根の面 | 屋根材の割れ・ズレ・はがれ、色が違う部分 | スレートの割れ、瓦のズレ・落下 |
| 庭・敷地の地面 | 屋根材のかけら、金属の板、釘が落ちている | 屋根の一部が飛ばされた可能性 |
| 雨樋 | 外れ・傾き・ゆがみ | 強風や飛来物による変形 |
| アンテナ | 傾き・倒れ | 屋根材の破損、落下の危険 |
| 外壁・軒天 | 飛来物の傷、軒天のはがれ | 外壁材の破損、雨水の入り込み |
地面に落ちている物は、屋根からのサインです。庭や家の周りに見覚えのない金属の板やスレートのかけらがあれば、屋根の一部が飛ばされている可能性が高いと考えてください。お隣の敷地に落ちていることもあります。
室内から確認するポイント
外から見て異常がなくても、室内に雨水のサインが出ていることがあります。
- 2階の天井や壁に、シミや変色がないか
- 押し入れやクローゼットの天井・壁が湿っていないか
- 窓まわりやサッシの下に、水がたまっていないか
- 屋根裏をのぞける点検口があれば、木材が濡れていないか(ライトで照らして見るだけにし、中に入らない)
天井のシミは、台風から数日たってから出てくることもあります。台風のあと、しばらくは気をつけて見ておきましょう。
被害を見つけたときの対応の流れ
1. 写真を撮る
被害の状況を、できるだけ多くの角度から撮影します。「家全体が分かる写真」と「被害部分を近くで撮った写真」の両方を残し、地面に落ちた屋根材や、室内のシミも撮っておきましょう。撮影した日付が分かるようにしておくと、保険の請求の際に役立ちます。
2. 専門業者に点検を依頼する
屋根の上の状態は、地上からでは分からないことがあります。専門業者に点検してもらい、被害の範囲と修理の方法、見積りを出してもらいましょう。
3. 応急処置をしてもらう
棟板金が飛ばされた場合や屋根材が割れた場合は、次の雨で雨漏りが起きるおそれがあります。ブルーシートでの養生などの応急処置は、高所作業になるため業者に依頼してください。
4. 保険会社(または代理店)に連絡する
火災保険を使う可能性があれば、早めにご自身で保険会社に連絡し、必要な書類を確認します。
クラフトホームズの料金の目安は、料金プランをご覧ください。点検・お見積りは無料です。
火災保険を使うときの注意点
台風・強風による屋根の被害は、火災保険の 「風災」補償 の対象になることがあります。ただし、次の点に注意が必要です。
| 注意点 | 内容 |
|---|---|
| 経年劣化は対象外 | 年数がたって傷んでいた部分は、保険の対象にならない |
| 自己負担額がある | 契約によって、損害額から免責金額を差し引いた金額が支払われるなどの条件がある |
| 請求には期限がある | 保険法で、保険金の請求は支払事由が発生してから3年以内と定められている |
| 判断するのは保険会社 | 業者が「必ず保険が下りる」と言っても、支払うかどうかは保険会社が決める |
契約内容は保険会社によって違います。風災が補償に含まれているか、自己負担がいくらかを、保険証券などで確認しておきましょう。
災害のあとに増える訪問業者に注意
台風などの災害のあとには、被害に便乗した悪質な業者の訪問が増えます。自治体や消費生活センターも、次のような手口に注意を呼びかけています。
- 「台風で屋根瓦が浮いている」と突然訪ねてきて、不安をあおって修理を勧める
- 「火災保険を使えば自己負担なしで直せる」「保険の申請を無料で代行する」と言って契約を急がせ、あとから高額な手数料や違約金を請求する
突然の訪問で契約をせまられても、その場で屋根に上がってもらわない・契約しない ことが大切です。保険のことはご自身で保険会社に確認し、修理は複数の業者から見積りを取って比べましょう。訪問販売で契約してしまった場合でも、条件を満たせば契約書面を受け取った日から8日以内ならクーリング・オフができます。困ったときは、消費者ホットライン「188」に相談してください。
【現場から一言】
「台風のあとは、点検のご依頼が一度に集中します。まずはご自身で被害の写真を撮っておいていただくと、その後の点検や保険のご相談がスムーズに進みます。」
よくある質問
Q. 見た目で被害がなくても、点検してもらったほうがいいですか?
A. 棟板金の釘の浮きや、小さな割れは地上からは見えにくいものです。強い台風のあとや、築年数がたっている家では、一度点検を受けておくと安心です。
Q. 台風から時間がたってから被害に気づいた場合でも、保険は使えますか?
A. 保険法で、保険金の請求は支払事由が発生してから3年以内と定められています。ただし、時間がたつと台風による被害か経年劣化かの判断が難しくなるため、気づいたら早めに保険会社へ相談しましょう。
Q. 保険の申請は業者に任せたほうがいいですか?
A. 保険の請求は、契約者ご本人が保険会社に連絡して行うのが基本です。業者には、点検報告書や写真、見積書の作成を依頼しましょう。
まとめ
- 台風のあとは屋根に上らず、家の外と室内の両方から確認する
- 被害を見つけたら、写真で記録し、専門業者と保険会社に早めに連絡する
- 火災保険の風災補償は、経年劣化は対象外で、請求は3年以内
- 「保険で無料」とすすめる突然の訪問業者とは、その場で契約しない
クラフトホームズでは、台風・強風のあとの屋根点検を、写真付きの報告でわかりやすくご説明しています。現地調査・お見積りは無料です。
▶ 関連記事:火災保険で屋根修理はできる?使える条件と注意点(NO.034)/訪問販売のリフォーム|よくある手口と断り方(NO.085)
▶ 施工事例:施工事例の一覧を見る
無料点検・お見積りのご相談
東大和市・立川市・小金井市・国分寺市・三鷹市・武蔵野市・世田谷区ほか
📞 0120-990-656(受付 9:00〜19:00/日曜定休)
「劣化が気になる」段階のご相談も歓迎です。その場での契約はお願いしません。


