「屋根の点検を頼みたいけど、屋根に上られるのは少し不安」
「ドローン点検って、普通の点検と何が違うの?」
「ドローンで見ただけで、本当に屋根の状態が分かるの?」
ドローン屋根点検は、屋根に人が上らずに、空中から写真や動画で屋根の状態を確認する方法 です。屋根を傷めにくく、撮った映像をその場で一緒に見られる のが大きなメリットです。一方で、屋根材の裏側や屋根裏の状態など、ドローンでは分からない部分もある ため、目的に合わせてほかの点検と組み合わせることが大切です。
この記事では、ドローン屋根点検のしくみとメリット、見られる範囲と限界、依頼するときの注意点を、東京都東大和市で外装リフォームを行うクラフトホームズが解説します。
目次
1. ドローン屋根点検とは
2. ドローン点検のメリット
3. ドローンで見られる範囲・見られない範囲
4. ドローン点検の流れ
5. ドローンを飛ばすときのルールと注意点
6. 依頼する前に確認したいこと
7. よくある質問
8. まとめ
ドローン屋根点検とは
ドローン屋根点検とは、カメラを積んだ小型の無人機(ドローン)を家の上空に飛ばし、屋根全体や細かい部分を撮影して状態を確かめる点検方法です。
これまでの屋根点検は、はしごをかけて職人が屋根に上り、目で見たり手で触ったりして確認するのが一般的でした。ドローン点検では、地上にいる操縦者がカメラの映像を手元の画面で見ながら撮影します。
最近は、屋根点検の最初の段階でドローンを使い、必要に応じて屋根に上って詳しく確認する、という組み合わせ方をする会社が増えています。
ドローン点検のメリット
| メリット | 内容 |
|---|---|
| 屋根を傷めにくい | 人が屋根に上らないので、踏んで割れたり、ズレたりする心配が少ない |
| 急な屋根・高い屋根も見られる | 3階建てや勾配(傾き)の急な屋根でも、安全に撮影できる |
| 屋根全体を見渡せる | 真上から撮ることで、屋根全体の傷み具合や、色あせのムラが分かりやすい |
| その場で一緒に確認できる | 撮影中の映像をモニターで見られるため、どこがどう傷んでいるか説明を受けやすい |
| 記録が残る | 写真や動画が残るので、将来の比較や、保険の相談のときの資料にもなる |
| 時間が短い | 撮影自体は短時間で終わることが多い |
特に大きいのが、「屋根を踏まない」 ことです。スレート(薄い板状の屋根材)は、劣化が進むと人が上っただけで割れることがあります。また、築年数がたった屋根に上るのは、作業する側にとっても転落の危険がともないます。
もう一つは、「見えないところで何をされているか分からない」という不安が減る ことです。消費生活センターには、「無料で屋根を点検する」と訪ねてきた業者が、屋根に上ったあとに「壊れている」と写真を見せて高額な契約を迫る、という相談が寄せられています。中には、業者が屋根を自分で傷つけた疑いがあるケースも報告されています。ドローンなら、屋根の様子を住んでいる方が自分の目で同時に見られるので、説明に納得しやすくなります。
ドローンで見られる範囲・見られない範囲
ドローンは便利ですが、万能ではありません。「何が分かって、何が分からないのか」を知っておきましょう。
| 区分 | 主な点検箇所 | 補足 |
|---|---|---|
| よく見られる | 屋根材の割れ・欠け・ズレ | 真上や斜め上から撮影できる |
| よく見られる | 棟板金(屋根のてっぺんの金属)の浮き・釘の抜け | ズームすれば釘の浮きまで確認できることが多い |
| よく見られる | 色あせ・コケ・サビ | 屋根全体の傷み具合を比べやすい |
| よく見られる | 雨樋の詰まり・ゆがみ、アンテナの傾き | 地上からは見えない上側も確認できる |
| 見えにくい | 屋根材の重なり部分、谷部分の奥 | 角度によっては影になる |
| 見られない | 屋根材の下の防水シート(ルーフィング) | 屋根材をめくらないと分からない |
| 見られない | 下地の木材の腐れ・たわみ | 歩いた感触や屋根裏からの確認が必要 |
| 見られない | 雨漏りの浸入口の特定 | 散水調査など、別の調査が必要なことが多い |
ドローンで分かるのは「屋根の表面の状態」 です。雨漏りがすでに起きている場合や、屋根の下地まで傷んでいる疑いがある場合は、屋根に上っての確認や屋根裏の点検、散水調査などを組み合わせて判断します。
また、ドローンの写真で「割れているように見える」部分が、実際には汚れや影だったということもあります。写真だけで決めつけず、点検した人に「なぜそう判断したか」を説明してもらうと安心です。
ドローン点検の流れ
一般的な流れは次のとおりです。
- 事前の確認 ― 住所から、飛ばしてよい場所か、許可・承認が必要か、近くに電線や樹木がないかを確認します。
- 当日のあいさつ・安全確認 ― 風の強さや天気を確認し、必要に応じてご近所にもひと声かけます。
- 撮影 ― 屋根全体を撮ったあと、棟や谷、気になる部分をズームで撮影します。
- その場で映像の確認 ― モニターで一緒に映像を見ながら、気になる点を説明します。
- 報告書の作成 ― 写真をまとめ、傷みの場所や程度、必要な工事の目安を報告します。
撮影そのものは短時間で終わることが多いですが、外壁やベランダも含めた点検全体では、もう少し時間がかかります。
クラフトホームズの料金の目安は、料金プランをご覧ください。点検・お見積りは無料です。
ドローンを飛ばすときのルールと注意点
ドローンは、航空法などのルールに沿って飛ばす必要があります。主なポイントは次のとおりです(2026年10月時点)。
- 100g以上のドローンは国への登録が必要(2022年6月20日から義務化。登録していない機体は飛ばせません)
- 人口集中地区(住宅が密集している地域)の上空 を飛ばすときは、国の許可が必要
- 人や建物・車などとの距離が30m未満になる飛行 や、夜間・目で直接見えない場所での飛行 は、国の承認が必要
住宅地での屋根点検は、まわりの家との距離が近いことが多く、こうした許可・承認が必要になる場面がほとんどです。依頼するときは、業者が登録済みの機体を使い、必要な許可・承認を取っているか を確認しましょう。
ほかにも、次のような場合は飛ばせない、または延期になることがあります。
- 風が強い日、雨の日
- 電線や樹木が屋根に近く、安全に飛ばせない
- 近くに空港やヘリポートがあり、別の制限がかかる場所
細かいルールは改正されることがあるため、最新の内容は国土交通省のホームページで確認できます。
依頼する前に確認したいこと
ドローン点検を頼む前に、次の点を確認しておくと安心です。
| 確認すること | 理由 |
|---|---|
| 許可・承認や機体登録をしているか | ルールを守らない飛行は、事故やトラブルのもとになる |
| 万一のときの保険に入っているか | ドローンが落ちて物を壊した場合に備える |
| 写真・動画をもらえるか | あとで別の会社の意見を聞くときにも使える |
| ドローンで分からない部分をどう確認するか | 屋根裏や下地まで見る必要があるかを判断してもらう |
| 料金はかかるか | 無料か有料か、報告書が別料金かを事前に確認 |
注意したいのは、突然訪ねてきて「ドローンで無料点検します」と勧める業者 です。ドローンを使っていても、その場で不安をあおって契約を急がせるようなら、すぐに決めないでください。点検は、自分で選んだ会社に、自分のタイミングで依頼するのが基本です。
【現場から一言】
「ドローンの映像をお客様と一緒に見ると、『こんなところが傷んでいたのか』と驚かれることが多いです。ただ、ドローンだけで判断せず、必要なところは実際に確かめてからご提案するようにしています。」
よくある質問
Q. ドローン点検は、ご近所に迷惑になりませんか?
A. 飛ばす時間は短いことが多いですが、プロペラの音がしたり、隣の家の上を通ったりすることがあります。撮影前にご近所へひと声かけておくと安心です。隣家のプライバシーに配慮して撮影してもらうことも大切です。
Q. ドローン点検だけで、工事が必要かどうか決められますか?
A. 屋根の表面の傷みは判断しやすいですが、下地の傷みや雨漏りの原因までは分からないことがあります。工事の内容を決めるときは、必要に応じて屋根に上っての確認や屋根裏の点検もしてもらいましょう。
Q. 雨の日や風の強い日でも点検できますか?
A. 雨や強い風の日は、安全のためドローンを飛ばせないことが一般的です。天気によっては日程を変更することがあります。
まとめ
- ドローン屋根点検は、人が屋根に上らずに空中から写真・動画で確認する方法
- 屋根を傷めにくく、映像をその場で一緒に確認できるのがメリット
- 防水シートや下地、雨漏りの原因など、ドローンでは分からない部分もある
- 住宅地で飛ばすには国の許可・承認が必要なことが多く、業者の対応を確認する
クラフトホームズでは、写真付きの報告で、屋根の状態を分かりやすくご説明しています。現地調査・お見積りは無料です。
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