「屋根の塗り替え時期だけど、太陽光パネルが載っていてどうしたらいいか分からない」
「パネルを外すと、メーカーの保証がなくなるって本当?」
「パネルの下の屋根が傷んでいないか心配」
太陽光パネルがある屋根でも、塗装や修理はできます。方法は大きく 「パネルを載せたまま、見えている部分だけ工事する」 か 「パネルをいったん外して(脱着して)工事する」 の2つです。脱着には、一般的な家庭用(5kW程度)で15万〜25万円程度、付帯工事を含めると30万〜50万円程度 かかることもあります。工事の前に パネルのメーカー保証の条件を確認し、太陽光の施工店と屋根工事の業者で段取りを決める ことが大切です。
この記事では、太陽光パネルがある屋根の工事の方法と費用の目安、注意点を、東京都東大和市で外装リフォームを行うクラフトホームズが解説します。
目次
1. 太陽光パネルがある屋根の工事は2つの方法
2. パネルを外さずに塗装する場合
3. パネルを外して(脱着して)工事する場合
4. 脱着にかかる費用の目安
5. 工事の前に確認したい3つの注意点
6. 相談する順番と工事の流れ
7. よくある質問
8. まとめ
太陽光パネルがある屋根の工事は2つの方法
| 方法 | 内容 | 向いているケース |
|---|---|---|
| パネルを載せたまま工事 | パネルのない部分だけを塗装・補修する | パネル下の屋根に大きな傷みがない。費用をおさえたい |
| パネルを脱着して工事 | パネルを外し、屋根全体を工事してから戻す | パネル下も傷んでいる。カバー工法や葺き替えをする |
どちらがよいかは、屋根の傷み具合、パネルの年数、今後どのくらいパネルを使い続けるかで変わります。
パネルを外さずに塗装する場合
パネルを載せたまま塗装する場合、パネルの下の屋根は塗ることができません。塗るのは、パネルのまわりの見えている部分と、棟板金などの付帯部です。
よい点
– 脱着の費用がかからない
– 発電を止める期間が短くて済む
気になる点
– パネルの下の屋根の状態が確認できない
– パネルの下だけ古い塗膜が残り、色の差が出る(パネルがあるので外からはほぼ見えません)
– パネルの架台(パネルを載せる金具)や配線を傷つけないよう、慎重な作業が必要
パネルの下は日差しや雨が直接当たりにくいため、屋根材の傷みが比較的ゆるやかなこともあります。ただし、パネルを載せている金具の固定部分から雨水が入っていないか は、別に確認が必要です。
パネルを外して(脱着して)工事する場合
次のようなときは、パネルをいったん外して工事することを検討します。
- パネルの下の屋根材に割れや傷みがある
- 雨漏りが起きていて、原因がパネルまわりにありそう
- カバー工法や葺き替えで、屋根全体を新しくする
- 架台の固定部分のさびや、防水処理の劣化が気になる
カバー工法や葺き替えでは、屋根全体を新しくするため、パネルの脱着が必要です。その際に、架台の固定方法や防水処理も、新しい屋根材に合わせてやり直します。
パネルの寿命も考えて判断しましょう
太陽光パネルの寿命は30年程度とされる一方、屋根塗装は通常13〜15年程度で次の塗り替え時期が来ると言われます。パネルを載せている期間中に、少なくとも1回は屋根の工事が必要になる計算です。パネルの残りの年数や、パワーコンディショナ(発電した電気を家庭で使える形に変える機械)の交換時期もあわせて考えると、ムダが少なくなります。
脱着にかかる費用の目安
| 項目 | 費用の目安 |
|---|---|
| パネルの取り外し・再設置 | 1kWあたり3万〜5万円程度(5kWで15万〜25万円程度) |
| パワーコンディショナの移設・再設定 | 5万〜10万円程度 |
| 配線のやり直し・延長 | 3万〜8万円程度 |
| 架台の交換・補強 | 5万〜15万円程度 |
| 架台固定部の防水処理のやり直し | 3万〜5万円程度 |
| パネルの保管 | 1万〜3万円程度 |
※すべての項目が必要になるわけではありません。付帯工事を含めると、総額30万〜50万円程度になることもあります。屋根工事の費用・足場代は別です。
屋根工事と脱着を同時に行えば、足場が1回で済みます。一方で、パネルを外さずに塗装した場合と比べると、脱着の分だけ費用は大きくなります。
クラフトホームズの料金の目安は、料金プランをご覧ください。点検・お見積りは無料です。
工事の前に確認したい3つの注意点
1. メーカー保証の条件
太陽光パネルには、メーカーの保証が付いていることが多くあります。メーカーが認めた施工店以外がパネルを外したり付け直したりすると、保証が受けられなくなる場合があります。工事の前に、保証書や設置した施工店に条件を確認しましょう。再設置の前後の状態を、写真で記録しておくことも大切です。
2. 発電と売電が止まる期間
パネルを外している間は発電できず、売電の収入もなくなります。工事の期間と、電力会社への届け出が必要かどうかを確認しておきましょう。
3. 電気の工事は資格のある業者に
パネルの取り外しや配線には、電気の工事がともないます。屋根工事の業者がすべてできるとは限らないため、誰がどこまで担当するのかを事前に決めておきましょう。
相談する順番と工事の流れ
- 保証書・設置時の書類を用意する ― パネルのメーカー、設置した施工店、保証の内容を確認します。
- 屋根の点検を受ける ― パネルのまわりと、可能な範囲でパネル下の屋根の状態を確認してもらいます。
- 工事の方法を決める ― 載せたまま塗装するか、脱着して工事するかを決めます。
- 太陽光の施工店と屋根工事の業者で段取りを合わせる ― 取り外し、屋根工事、再設置、電気の確認の順番と日程を決めます。
- 工事・再設置・発電の確認 ― 再設置後に、正しく発電しているかを確認します。
これから太陽光パネルを付ける予定の方は、設置する前に屋根の点検と、必要なら塗装や補修を済ませておく のがおすすめです。あとから脱着する費用を省けます。
【現場から一言】
「太陽光パネルがある屋根では、パネルの固定金具まわりから雨水が入っているケースもあります。塗装の前に、パネルのまわりの状態をよく確認することが大切です。」
よくある質問
Q. 太陽光パネルの上に乗って作業しても大丈夫ですか?
A. パネルの上に乗るのは、割れや故障の原因になるため避けます。作業はパネルを避けて、屋根の上を慎重に移動しながら行います。
Q. 高圧洗浄で、パネルや配線が傷むことはありませんか?
A. 水の勢いや向きに注意すれば、パネルまわりを避けて洗浄できます。配線や接続部分に強い水を直接当てないよう、事前に業者と確認しておきましょう。
Q. パネルを外したついでに、パネルを撤去してしまうこともできますか?
A. できます。ただし、パネルの撤去・処分には別に費用がかかり、売電の契約にも関わります。発電量やパネルの年数を考えて、続けて使うかどうかを判断しましょう。
まとめ
- 太陽光パネルがある屋根も、塗装・修理はできる
- 方法は「載せたまま見える部分を工事」と「脱着して屋根全体を工事」の2つ
- 脱着は、5kW程度で15万〜25万円程度、付帯工事を含めると30万〜50万円程度になることも
- 工事の前に、メーカー保証の条件と、誰がどこまで担当するかを確認する
クラフトホームズでは、太陽光パネルがある屋根も、パネルまわりの状態を写真でご説明したうえで、工事の方法をご提案しています。現地調査・お見積りは無料です。
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