トップ > お役立ちコラム > 業者選び・計画
業者選び・計画

築20年・30年の家の外装リフォーム計画

公開 2026.11.01更新 2026.11.01読了 約9分
うちの場合はいくら?写真を送るだけで、無料でお見積もりします。相談だけでも大丈夫です。

「築20年を過ぎたけど、まだ塗装で大丈夫?」
「築30年になる。そろそろ屋根ごと直したほうがいいの?」
「この先何年住むかわからないのに、大きなお金をかけていいのか迷う」

築20年・30年の家は、「塗り替えるだけで済むか」「屋根や外壁そのものを直す時期か」の分かれ目 にあたります。新築から10年ほどは塗装の点検が中心ですが、20年・30年と進むにつれて、塗装の下にある防水シートやコーキング(外壁の継ぎ目のゴム状の材料)、外壁材そのものの傷み を確かめる必要が出てきます。

大切なのは、「あと何年この家に住むか」から逆算して、工事の内容と予算を決めること です。

この記事では、築20年・30年の家の外装リフォームの考え方と計画の立て方を、東京都東大和市で外装リフォームを行うクラフトホームズが解説します。

目次
1. 築20年・30年はなぜ「計画」が大切なのか
2. 築20年の家でチェックしたい場所と工事
3. 築30年の家でチェックしたい場所と工事
4. 工事の種類と費用の目安
5. 「あと何年住むか」で計画を立てる
6. 計画を立てるときの進め方
7. よくある質問
8. まとめ

築20年・30年はなぜ「計画」が大切なのか

新築から最初の10年ほどは、外壁や屋根の表面の塗膜(塗料の膜)が家を守っています。ところが築20年・30年になると、表面だけでなく、その下の部分にも年数なりの傷みが出てきます。

築年数 家の状態の目安 主なメンテナンス
築10年前後 塗膜の色あせ、チョーキング(触ると白い粉がつく)が出始める 1回目の外壁・屋根塗装、コーキング打ち替え
築20年前後 2回目の塗り替え時期。ベランダ防水や雨樋、板金の傷みも出やすい 2回目の塗装、付帯部(雨樋・破風など)の補修、防水
築30年前後 屋根の下の防水シートや外壁材そのものが寿命に近づく 屋根カバー工法・葺き替え、外壁の張り替え・カバー工法の検討

※年数は一般的な目安です。外壁材・屋根材の種類、前回の工事内容、日当たりや風当たりで大きく変わります。

築20年・30年の工事は金額が大きくなりやすく、「塗装でつなぐか、屋根や外壁を新しくするか」で費用が数十万〜百万円以上変わる ことがあります。その場しのぎで決めるのではなく、次の10年・20年を見通した計画 が大切です。

築20年の家でチェックしたい場所と工事

築20年前後は、多くの家で2回目の塗り替え時期 にあたります。1回目の塗装をしていない家では、劣化が進んでいることも少なくありません。

チェックしたい場所
– 外壁:チョーキング、ひび割れ、サイディング(板状の外壁材)の反りや浮き
– コーキング:ひび割れ、痩せ、剥がれ。1回目の塗装で増し打ち(上から足すだけ)だった場合はとくに注意
– 屋根:スレート(薄い板状の屋根材)の色あせ・ひび・欠け、棟板金(屋根のてっぺんの金属)の浮きや釘の抜け
– ベランダ:床の防水のひび・膨れ、排水口の詰まり
– 雨樋・破風・軒天:雨樋のゆがみ、破風板(屋根の側面の板)の傷み、軒天(屋根の裏側の天井)のシミ

築20年で多い工事
– 外壁・屋根の塗り替え(足場を1回で済ませるため同時に行うことが多い)
– コーキングの打ち替え
– 棟板金の釘打ち直し・交換
– ベランダ防水のトップコート(表面の保護塗装)の塗り替え、または防水のやり直し

この時期に 下地(塗装の下の部分)をしっかり直しておくと、築30年の大きな工事を先に延ばせる 場合があります。

築30年の家でチェックしたい場所と工事

築30年前後になると、表面の塗装だけでは解決できない傷みが出てくることがあります。

チェックしたい場所
– 屋根の下の防水シート(ルーフィング):屋根材の下にあり、雨水が家の中へ入るのを防ぐ最後の砦です。外からは見えないため、天井のシミや屋根裏の点検で確かめます
– 屋根材そのもの:スレートのひび・割れが多い、反っている、塗装しても密着しにくい状態
– 外壁材そのもの:サイディングの反りや割れが多い、モルタル(セメント系の塗り壁)の大きなひび
– 窓まわり・サッシ:雨漏りの入口になりやすい場所
– 天井・壁紙のシミ:雨漏りがすでに起きているサイン

屋根材や防水シートが寿命に近い場合、塗装をしても雨漏りを止めることはできません。この段階では、屋根カバー工法(今の屋根の上に新しい屋根を重ねる工事)や葺き替え(屋根をはがして新しくする工事) を検討することになります。

また、2006年以前に建てられた家 では、屋根材や外壁材に石綿(アスベスト)を含む建材が使われている可能性があります。はがす工事では事前の調査と適切な処理が必要になり、費用にも影響します。

工事の種類と費用の目安

30坪前後の一般的な戸建てを例に、主な工事の費用の目安をまとめました。

工事 費用の目安(30坪前後) 耐用年数の目安
外壁塗装 60万〜100万円 塗料により8〜20年程度
屋根塗装 25万〜65万円 塗料により6〜25年程度
外壁+屋根の同時塗装 100万〜180万円 ―
屋根カバー工法 70万〜150万円 屋根材により15〜30年程度
屋根葺き替え 100万〜250万円 屋根材により15〜50年程度
コーキング打ち替え 10万〜20万円程度 塗装と同じ時期に行うのが一般的

※目安です。家の形、劣化の状態、選ぶ材料、足場の条件などで変わります。アスベストを含む屋根の撤去が必要な場合は、さらに費用がかかります。

クラフトホームズの料金の目安は、料金プランをご覧ください。点検・お見積りは無料です。

参考として、新築から30年以上住んでいる一戸建ての方を対象にした調査では、築30〜35年の家でこれまでにかかった修繕費の平均は約425万円 という結果が出ています(アットホーム調べ、2021年)。外装だけでなく、水まわりなども含めた金額ですが、「30年住むと数百万円単位の修繕費がかかる」という目安になります。

「あと何年住むか」で計画を立てる

築20年・30年の外装リフォームでいちばん大切なのは、この先の住まい方 です。同じ家でも、住む年数によって選ぶべき工事が変わります。

この先の予定 考え方の例
あと5〜10年で住み替え・建て替え予定 雨漏りを防ぐための最低限の補修と、価格を抑えた塗装
あと10〜20年住む予定 耐久性の高い塗料での塗装、屋根の状態によってはカバー工法
子どもに引き継ぐ・30年以上住む予定 屋根カバー工法・葺き替えなど、長持ちする工事でメンテナンス回数を減らす

たとえば、あと10年しか住まないのに一番長持ちする高価な工事を選ぶと、元が取れないこともあります。反対に、長く住むのに安さだけで選ぶと、数年後にまた足場を組む ことになり、結果的に高くつくことがあります。

60代・70代の方は、「老後の生活費」と「次に工事が必要になる年齢」 も一緒に考えておくと安心です。80代で大きな工事の打ち合わせや立ち会いをするのは、体力的にも負担になります。

計画を立てるときの進め方

  1. 今の状態を知る ― まずは専門家に点検してもらい、写真付きで説明を受けます。屋根は自分で上らず、点検の写真で確認しましょう。
  2. 住まい方を家族で話し合う ― あと何年住むか、子どもが引き継ぐ予定はあるかを確認します。
  3. 「今やる工事」と「次にやる工事」を分ける ― 急ぐもの(雨漏り、板金の浮きなど)と、数年先でもよいものを整理します。
  4. 足場をまとめる ― 足場が必要な工事(外壁・屋根・雨樋など)はできるだけ同じ時期に行うと、足場代が1回で済みます。
  5. 同じ条件で見積りを比べる ― 2〜3社から、工事内容と材料をそろえた見積りを取ります。

【現場から一言】

「築20年・30年のご相談では、『あと何年住む予定ですか?』と最初にお聞きしています。同じ家でも、住む年数によっておすすめする工事が変わるからです。迷っている段階でも、点検の写真を見ながら一緒に考えましょう。」

よくある質問

Q. 築30年ですが、まだ塗装で大丈夫でしょうか?
A. 屋根材や外壁材そのもの、防水シートに大きな傷みがなければ、塗装で対応できる場合もあります。反対に、雨漏りがある、屋根材の割れが多いといった場合は、塗装では直りません。点検で状態を確かめてから判断しましょう。

Q. 築20年で一度も外壁塗装をしていません。もう手遅れですか?
A. 手遅れとは限りません。ただし、ひび割れやコーキングの傷みが進み、下地補修の費用が増えることがあります。なるべく早めに点検を受け、必要な補修を確認してください。

Q. 工事は一度にまとめたほうがいいですか、それとも分けたほうがいいですか?
A. 足場が必要な工事は、まとめると足場代が1回で済みます。一方、予算に限りがある場合は、雨漏りにつながる部分を優先し、残りを数年後に回す方法もあります。両方の見積りを出してもらい、比べてみるのがおすすめです。

まとめ

  • 築20年は2回目の塗り替え、築30年は屋根や外壁そのものを直すかどうかの分かれ目
  • 築30年前後は、屋根の下の防水シートや外壁材の傷みを点検で確かめる
  • 「あと何年住むか」から逆算して、塗装・カバー工法・葺き替えを選ぶ
  • 足場が必要な工事はまとめ、急ぐ工事と後でよい工事を分けて計画する

築20年・30年の工事は、次の10年・20年の住まいを左右します。まずは今の家の状態を知るところから始めましょう。

▶ 関連記事:外装リフォームの長期メンテナンス計画表(30年)(NO.099)/屋根と外壁を同時に行うメリット(NO.030)
▶ 施工事例:施工事例の一覧を見る

無料点検・お見積りのご相談
東大和市・立川市・小金井市・国分寺市・三鷹市・武蔵野市・世田谷区ほか
📞 0120-990-656(受付 9:00〜19:00/日曜定休)
「劣化が気になる」段階のご相談も歓迎です。その場での契約はお願いしません。

見積りの前に読む、無料ガイド費用・塗料・業者選びを38ページで解説 無料ダウンロード
外装リフォームのご相談は、クラフトホームズへ
電話で無料相談0120-990-656専用LINEで相談写真を送るだけ・無料
電話 専用LINEで相談 WEB見積