「見積りを見たら、足場代だけで20万円近くあって驚いた」
「塗装しない足場に、なぜこんなにお金がかかるの?」
「足場なしで、はしごで塗ってもらえないの?」
足場代は、一般的な30坪の家で 13万〜20万円ほど が目安で、外壁塗装の総額の約2割を占めます。高く見えますが、職人の安全・仕上がりの品質・ご近所への配慮のために欠かせない費用 です。大切なのは「足場代をゼロにすること」ではなく、1回の足場でできる工事をまとめて、足場を組む回数を減らすこと です。
この記事では、足場代の相場と高くなる理由、足場が必要な理由、見積りで気をつけたい点を、東京都東大和市で外装リフォームを行うクラフトホームズが解説します。
目次
1. 足場代の相場|㎡単価と坪数別の目安
2. 足場代が高く感じる5つの理由
3. 足場が必要な3つの理由
4. 戸建てで使われる足場の種類
5. 「足場代無料」に気をつけたい理由
6. 足場代を上手に抑えるコツ
7. よくある質問
8. まとめ
足場代の相場|㎡単価と坪数別の目安
足場代は「足場を架ける面積(架面積)×単価」で計算するのが一般的です。架面積は、家の外周より少し外側に足場を回し、その高さを掛けた面積で、外壁の面積より大きくなります。
| 項目 | 目安 |
|---|---|
| 足場の単価 | 800〜1,200円/㎡ |
| 飛散防止ネット(別計上の場合) | 150〜400円/㎡ |
| 30坪の家(2階建て) | 13万〜20万円程度 |
| 3階建ての場合 | 1㎡あたり200〜300円ほど上がることが多い |
| 工事費全体に占める割合 | 約2割 |
※坪数・建物の形・敷地の広さで変わります。ネットが単価に含まれているかどうかは、会社によって書き方が異なります。
クラフトホームズの料金の目安は、料金プランをご覧ください。点検・お見積りは無料です。
足場代が高く感じる5つの理由
足場は工事が終われば外してしまうため、「形に残らないのに高い」と感じやすい費用です。実際には、次のような手間と費用が含まれています。
① 資材の量が多い
30坪の家でも、支柱・手すり・床板(踏板)・つなぎの金具など、トラック1台分ほどの資材を使います。資材の購入費や借りる費用(損料)、保管・点検・補修の費用がかかります。
② 運搬に人と車が必要
資材置き場から現場まで、トラックで運び、組み立て後にまた回収します。住宅街の細い道では、小さいトラックで何度も往復することもあります。
③ 組み立てと解体の2回分の作業
足場は「組む」と「外す」の2回、それぞれ複数人の職人が作業します。高い場所で重い資材を扱うため、慣れた職人でなければできない仕事です。
④ 安全のための部材と確認
手すりや転落を防ぐ部材、建物と足場をつなぐ金具などを、決められた方法で取り付けます。組み立て後には、ぐらつきや緩みがないかの確認も必要です。
⑤ 飛散防止ネット(メッシュシート)
高圧洗浄の水しぶきや塗料が、ご近所の車や洗濯物に飛ばないよう、足場の外側をネットで覆います。
このように、足場代は「資材+運搬+組立・解体の人件費+安全対策」の合計です。極端に安い足場代は、どこかの手間が省かれている可能性があります。
足場が必要な3つの理由
理由① 職人の安全を守るため
2階の外壁や屋根の作業は、地上から6〜7m以上の高さになります。高さ2m以上の場所で作業をするときは、作業床を設けるなど、墜落を防ぐ対策をとることが法律(労働安全衛生規則)で求められています。はしごだけで外壁全体を塗ることは、安全面からできません。
理由② 仕上がりの品質を保つため
はしごの上では体勢が不安定で、片手がふさがります。足場があれば、両手を使って同じ姿勢で塗れるため、塗りムラや塗り残し、規定より薄く塗ってしまうことを防げます。 下塗り・中塗り・上塗りの3回をていねいに重ねるためにも、足場は欠かせません。
理由③ ご近所への配慮のため
足場にネットを張ることで、洗浄の水や塗料の飛び散りを防げます。隣の家との間が狭い東京の住宅街では、特に大切なポイントです。
戸建てで使われる足場の種類
| 足場の種類 | 特徴 | 戸建てでの使われ方 |
|---|---|---|
| くさび式足場 | 部材をハンマーで打ち込んで固定。組立・解体が早く、形の複雑な家にも対応しやすい | 現在の戸建て工事の主流 |
| 枠組足場 | 門のような形の枠を積み上げる。丈夫で高い建物向き | 主にマンション・ビル |
| 単管足場 | 鉄パイプを金具でつなぐ。狭い場所にも組める | 敷地が狭い場所や部分的な工事 |
くさび式足場は、ハンマーで組み立てるため作業中に「カンカン」という音が出ます。組立と解体の日は、ご近所へひと言伝えておくと安心です。
「足場代無料」に気をつけたい理由
広告や訪問営業で「今なら足場代無料」と言われることがあります。しかし、足場には必ず資材費と人件費がかかるため、本当に0円で組めることはまずありません。 多くの場合、塗装費など別の項目に上乗せされています。
見積りでは、次の点を確認してください。
- 足場が「㎡数×単価」で書かれているか(「一式」だけになっていないか)
- 飛散防止ネットが含まれているか
- 屋根工事用の部材(屋根足場)が必要な場合、含まれているか
- 他社と比べるときは、足場代だけでなく 総額と工事内容 で比べているか
「足場代無料」という言葉だけで契約を急かされた場合は、いったん持ち帰り、ほかの会社の見積りとも比べることをおすすめします。
足場代を上手に抑えるコツ
- 屋根と外壁を同時に工事する ― 別々に工事すると足場代が2回分かかります。同時なら1回で済み、30坪で十数万円の差になることがあります。
- 足場が必要な工事をまとめる ― 雨樋の交換、棟板金の補修、ベランダ防水、破風板の補修なども、同じ足場を使えば足場代が追加でかかりません。
- 耐久性の高い塗料を選ぶ ― 次の塗り替えまでの年数が延びれば、30年間で足場を組む回数を減らせます。
- 自社施工の会社に頼む ― 足場の手配も含め、下請けへの中間マージンがかからない分、費用を抑えやすくなります。
【現場から一言】
「足場を組んだあと、上から屋根や雨樋を見て初めて傷みに気づくことがよくあります。足場があるうちに直せば足場代はかかりません。気になる箇所があれば、工事中でも遠慮なく声をかけてください。」
よくある質問
Q. 1階部分だけの工事でも足場は必要ですか?
A. 作業の高さや内容によります。1階の低い部分だけの補修なら、脚立や簡易な足場で対応できることもあります。外壁全体の塗装や2階以上の作業では、足場が必要です。
Q. 隣の家との間が狭くても足場は組めますか?
A. 多くの場合は組めます。幅の狭い足場や単管足場で対応したり、場合によっては隣家の方に敷地の一部を使わせていただくお願いをしたりします。現地調査で、どのように組めるかを確認します。
Q. 足場が立っている間、防犯面は大丈夫ですか?
A. 足場があると2階へ上がりやすくなるため、工事中は窓やベランダの戸締まりをいつも以上に気をつけてください。工事後に職人がいない時間帯は、足場の昇り口をふさぐなどの対策をとる会社もあります。
まとめ
- 足場代の目安は800〜1,200円/㎡、30坪の家で13万〜20万円程度
- 資材・運搬・組立と解体の人件費・安全対策が含まれた、必要な費用
- 「足場代無料」は別の項目に上乗せされていることが多い
- 屋根と外壁、雨樋などをまとめて工事すると、足場代を1回分に抑えられる
クラフトホームズでは、足場を組む機会をむだにしないよう、家全体を点検したうえで工事内容をご提案しています。現地調査・お見積りは無料です。
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