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雨漏り・防水

雨漏りの応急処置|自分でできること・してはいけないこと

公開 2026.11.01更新 2026.11.01読了 約9分
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「天井からポタポタ水が落ちてきた。どうすればいい?」
「業者が来るまでの間、自分でできることはある?」
「ブルーシートを屋根にかけたほうがいいの?」

雨漏りに気づいたら、まず 家の中で、水の受け止めと家財・電気まわりの安全確保 をします。屋根に上る、はしごや脚立で屋根や雨樋を確認する、ブルーシートを自分でかけるといった作業は、絶対にしないでください。雨の日の屋根は大変滑りやすく、転落すれば命に関わります。屋根の上の応急処置は、専門業者に任せるのが鉄則です。

この記事では、雨漏りに気づいたときに家の中で安全にできる応急処置と、してはいけないこと、業者に連絡するときに伝えたいポイントを、東京都東大和市で外装リフォームを行うクラフトホームズが解説します。

目次
1. 最初に知ってほしいこと|屋根には絶対に上らない
2. 家の中でできる応急処置
3. してはいけないこと
4. 業者に連絡するときに伝えたいこと
5. 応急処置のあとにすること
6. よくある質問
7. まとめ

最初に知ってほしいこと|屋根には絶対に上らない

雨漏りが起きると、「屋根のどこから水が入っているのか見てみよう」「ブルーシートをかければ止まるかも」と考える方が少なくありません。しかし、屋根に上ることは、雨漏りの応急処置の中で最も危険な行動 です。

  • 雨の日・雨上がりの屋根は、濡れていて非常に滑りやすい
  • 屋根には傾きがあり、一度足を滑らせると止まれない
  • 古い屋根材は、踏むと割れたり、ずれたりする
  • 風があると、ブルーシートが帆のようにあおられ、体ごと持っていかれる
  • はしごの上り下りや、はしごから屋根に移る瞬間も転落しやすい

消費者庁によると、脚立・はしごからの転落事故では、屋根の修理が庭木の剪定(せんてい)に次いで多く、頭を強く打って亡くなった事故も報告されています。事故にあった方の 7割強が50歳以上 でした。国民生活センターに寄せられた脚立・はしごの転落事故の情報でも、約半数が入院を必要とする大けが で、骨折が最も多く、60〜70歳代が半数以上を占めています。

「2階の屋根ではなく、1階の屋根だから大丈夫」「少し見るだけだから」という場合でも、危険は変わりません。ご本人だけでなく、ご家族やご近所の方にも、屋根に上ったり、はしごをかけたりしないよう伝えてください。

屋根の上の応急処置(ブルーシートでの養生など)は、安全帯や専用の道具を持つ専門業者に任せましょう。台風や大雨の最中は、業者も安全のため屋根作業を見合わせます。雨がやむまでは、家の中の対策に専念してください。

家の中でできる応急処置

家の中でできることは、「水を受け止める」「被害を広げない」「記録を残す」 の3つです。

1. 水を受け止める
– 水が落ちてくる場所の下に、バケツや洗面器を置く
– 容器の中に雑巾やタオルを入れておくと、水はねを防げる
– 容器の下に、レジャーシートやビニール、新聞紙を広めに敷く
– 壁をつたって水が流れてくる場合は、壁ぎわにタオルを並べて吸い取る

2. 被害を広げない
– 家具・家電・布団・大切な書類などを、濡れない場所に移動する
– 動かせない家具には、ビニールやごみ袋をかぶせる
– 照明器具やコンセントの近くで水が出ている場合は、その照明やスイッチに触らない。分電盤(ブレーカー)が濡れていない安全な場所にあれば、その部屋の回路を切ります。分電盤まわりが濡れている、焦げたにおいがする、ブレーカーが何度も落ちるといった場合は、自分で触らず電力会社や電気工事店に連絡してください
– 窓のサッシからの浸水は、サッシの下にタオルを敷いて吸い取る

3. 記録を残す
– 水が落ちている場所、天井や壁のシミを、スマートフォンで写真や動画に撮る
– 雨漏りが始まった日時、そのときの天気(強い雨・横なぐりの雨・台風など)をメモする
– シミの大きさが分かるよう、定規やメジャーを一緒に写すとさらに分かりやすい

記録は、業者が原因を探すときの大切な手がかりになります。また、台風などの自然災害が原因の場合、火災保険の申請で被害の状況を伝える資料にもなります(保険の対象になるかは契約内容によります)。

してはいけないこと

応急処置のつもりが、かえって危険や被害を大きくしてしまうことがあります。

してはいけないこと 理由
屋根に上る 雨の日の屋根は滑りやすく、転落すれば命に関わる
はしご・脚立で屋根や雨樋、2階の外壁を確認する 濡れたはしごは滑りやすく、転落事故が多い作業
自分で屋根にブルーシートをかける 風であおられて転落する危険が非常に大きい
2階のベランダの手すりから身を乗り出す バランスを崩して転落する恐れがある
外からコーキングやテープで、すき間を手当たり次第にふさぐ 水の出口までふさぎ、別の場所から漏れたり、原因が分かりにくくなる
水がたまってふくらんだ天井を、下から突いたり押したりする 天井板が一気に崩れ、水と一緒に落ちてくる恐れがある。真下には近づかない
濡れた手で照明・コンセント・分電盤に触る 感電や漏電の危険がある
「すぐ直さないと大変」と急がせる訪問業者と、その場で契約する 必要以上に高額な工事や、不十分な工事につながることがある

特に気をつけたいのが、大雨や台風のあとに突然訪ねてくる業者 です。「近くで工事をしていて、お宅の屋根が壊れているのが見えた」などと声をかけ、屋根に上って点検するケースがあります。その場で契約を決めず、複数の業者に相談してから判断しましょう。

業者に連絡するときに伝えたいこと

連絡の際に次のことを伝えると、状況が伝わりやすく、対応がスムーズになります。

  • どこから水が出ているか(例:2階の和室の天井の窓側、1階の天井の照明のまわり)
  • いつから、どんな雨のときに漏れたか(例:昨夜の強い雨から、横なぐりの雨のときだけ)
  • 水の量(例:ポタポタ程度、バケツに1時間でコップ1杯くらい)
  • 天井のたわみや、照明・コンセントの近くかどうか
  • 家の築年数、これまでの屋根・外壁の工事歴(分かる範囲で)
  • 撮った写真や動画があること

雨漏りの原因は、屋根だけとは限りません。外壁のひび割れ、窓まわりのすき間、ベランダの排水口の詰まりなど、さまざまな場所から水が入ります。原因の調べ方や修理費用の目安は、関連記事もあわせてご覧ください。

クラフトホームズの料金の目安は、料金プランをご覧ください。点検・お見積りは無料です。

応急処置のあとにすること

雨がやみ、水が止まったように見えても、それで解決したわけではありません。

  • できるだけ早く、専門業者に点検を依頼する ― 雨漏りは自然には止まりません。次の雨でまた漏れ、屋根の下地や柱、断熱材が傷んでいきます
  • 濡れた場所を換気して乾かす ― 窓を開けたり、扇風機を使ったりして湿気を逃がします。放置するとカビの原因になります
  • 天井や壁のシミの変化を記録し続ける ― 次の雨でシミが広がるかどうかも、原因を探す手がかりになります
  • 火災保険の契約内容を確認する ― 台風や強風、雹(ひょう)などの自然災害が原因なら、保険の対象になる場合があります

晴れた日でも、外まわりの確認は 地上から見える範囲だけ にとどめてください。双眼鏡やスマートフォンのカメラのズームを使えば、屋根に近づかなくても様子をある程度確かめることができます。

【現場から一言】

「雨漏りでいちばん心配なのは、建物よりも、屋根に上ってけがをされることです。家の中で水を受け止めて、写真を撮っておいていただければ十分です。屋根の上のことは、私たちにお任せください。」

よくある質問

Q. 1階の屋根(下屋)なら、はしごで上ってブルーシートをかけても大丈夫ですか?
A. いいえ、おすすめしません。1階の屋根でも、落ちれば大けがにつながります。また、シートの固定が不十分だと、風であおられて外れ、かえって被害が広がることもあります。屋根の上の作業は、高さに関係なく専門業者に任せてください。

Q. 雨漏りが止まったので、しばらく様子を見てもいいですか?
A. 雨がやめば水が止まるのは当然で、原因が直ったわけではありません。屋根裏や壁の中に水が残っていることもあります。早めに点検を受けることをおすすめします。

Q. 夜間や休日に雨漏りしたら、どうすればいいですか?
A. まずは家の中の応急処置(水を受け止める・家財を移動する・電気まわりに注意する・写真を撮る)を行い、安全を確保してください。電気まわりに異常がある場合は、電力会社などへの連絡を優先します。そのうえで、受付時間内に業者へご相談ください。

まとめ

  • 雨漏りの応急処置は「家の中で」行う。屋根に上る、はしごで確認する、ブルーシートを自分でかけるのは厳禁
  • 屋根の修理は脚立・はしごの転落事故が多い作業で、死亡事故も起きている。ご家族やご近所の方にも上らないよう伝える
  • 家の中では「水を受け止める」「家財と電気まわりの安全確保」「写真と日時の記録」を行う
  • 水が止まっても原因は残っている。早めに専門業者の点検を受け、急がせる訪問業者とはその場で契約しない

クラフトホームズでは、足場の組立て等作業主任者などの資格を持つスタッフが、安全に配慮して屋根の点検・応急処置を行います。雨漏りのご相談、現地調査・お見積りは無料です。

▶ 関連記事:雨漏り修理はいくらかかる?(NO.009)/火災保険で屋根修理はできる?使える条件と注意点(NO.034)
▶ 施工事例:施工事例の一覧を見る

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