「雨漏りしているけど、どこから水が入っているのか分からない」
「調査だけで数十万円かかると聞いて驚いた」
「散水調査と赤外線調査は、何が違うの?」
雨漏りは、水が出てきた場所と、水が入った場所が離れていることがよくあります。そのため、修理の前に「どこから入っているか」を確かめる調査がとても大切 です。調査には 目視・散水・発光液・赤外線サーモグラフィ などの方法があり、費用の目安は 目視なら0〜3万円程度、散水なら5万〜35万円程度 と、方法によって大きく変わります。
この記事では、雨漏り調査の種類と調べ方、費用の目安、どの調査を選べばよいかを、東京都東大和市で外装リフォームを行うクラフトホームズが解説します。
目次
1. なぜ雨漏りには「調査」が必要なの?
2. 雨漏り調査の種類と費用の目安
3. それぞれの調査方法をくわしく
4. どの調査を選べばいい?
5. 調査を頼む前に準備しておきたいこと
6. よくある質問
7. まとめ
なぜ雨漏りには「調査」が必要なの?
雨水は、屋根や外壁のすき間から入ったあと、柱や梁、防水シートの上を伝って流れていきます。そのため、天井のシミの真上に原因があるとは限りません。 2階のベランダから入った水が、1階の窓の上に出てくることもあります。
原因を確かめずに「たぶんここだろう」と修理すると、次のようなことが起きがちです。
- 修理したのに雨漏りが止まらず、何度も工事することになる
- 本当は部分修理で済んだのに、屋根全体の工事をしてしまう
- 原因が別の場所にあり、見えないところで傷みが進む
調査費用はかかりますが、結果的に「ムダな工事」と「やり直し」を防ぐ ことにつながります。
雨漏り調査の種類と費用の目安
| 調査方法 | どうやって調べる? | 費用の目安 | 日数の目安 |
|---|---|---|---|
| 目視調査 | 屋根・外壁・室内を目で見て、傷みを確認 | 0〜3万円程度 | 1〜2時間程度 |
| 散水調査 | 疑わしい場所に水をかけ、雨漏りを再現する | 5万〜35万円程度 | 半日〜数日 |
| 発光液調査 | 色のついた発光液を流し、紫外線ライトで出口を確認 | 15万〜25万円程度 | 半日〜1日程度 |
| 赤外線サーモグラフィ調査 | 専用カメラで温度の差を写し、水がしみた範囲を推定 | 10万〜50万円程度 | 半日〜1日程度 |
※費用は一般的な目安です。建物の大きさ、調べる場所の数、足場や高所作業車が必要かどうかで変わります。日数は目安で、雨漏りの状況によって異なります。
クラフトホームズの料金の目安は、料金プランをご覧ください。点検・お見積りは無料です。
それぞれの調査方法をくわしく
目視調査
屋根材のずれや割れ、外壁のひび割れ、シーリングの切れ、ベランダの防水の傷みなどを目で見て確認します。室内側では、シミの位置や広がり方、屋根裏の木材のぬれ具合などを見ます。ほとんどの雨漏り調査は、まずここから始まります。 原因がはっきりしている場合は、目視だけで修理方法を決められることもあります。
散水調査
雨漏りの原因と思われる場所に、ホースで水をかけて雨の状態を再現し、室内側に水が出てくるかを確かめます。「ここから入っている」と特定しやすい、もっとも基本的で確実性の高い方法 です。
ただし、疑わしい場所を一か所ずつ順番に試すため、場所が多いと時間がかかります。また、強い風をともなう雨でしか漏れないケースは、再現がむずかしいこともあります。
発光液調査
雨漏りの入り口と思われる場所に、紫外線を当てると光る液体を流し込み、室内側の出口を紫外線ライトで照らして確認します。入り口が複数ありそうな場合でも、液の色を変えることで、どこから入った水かを見分けやすい のが特長です。
赤外線サーモグラフィ調査
専用のカメラで建物の表面温度を写し、水を含んで温度が低くなっている部分を見つけます。壁や天井をはがさずに、水がしみている範囲を広く確認できる のが特長です。
ただし、温度の差が出にくい天気や時間帯では判断がむずかしく、「入り口そのもの」を特定するには、散水調査などと組み合わせる ことが多くなります。
どの調査を選べばいい?
| 雨漏りの状況 | おすすめの進め方 |
|---|---|
| 原因が目で見て明らか(屋根材の割れ・板金の浮きなど) | 目視調査 → 修理 |
| 原因の候補がいくつかあり、目視ではしぼれない | 目視調査 → 散水調査 |
| 入り口が複数ありそう・何度直しても止まらない | 散水調査+発光液調査 |
| 壁の中や天井裏のどこまでぬれているか知りたい | 赤外線調査を組み合わせる |
いきなり高額な調査を選ぶ必要はありません。まずは目視調査で状況を確かめ、必要に応じて散水調査などに進む のが一般的な流れです。調査の前に、「何を、どこまで調べて、費用はいくらか」「原因が分からなかった場合はどうなるか」を確認しておきましょう。
調査を頼む前に準備しておきたいこと
調査の精度を上げるために、次のような情報があると役立ちます。
- 雨漏りした日時と天気(大雨のとき・風が強いとき・長雨のあと など)
- 風の向き(南風の日だけ漏れる、など)
- 水が出てきた場所の写真(天井のシミ、窓枠、壁紙のはがれ)
- 過去の修理や工事の記録(いつ、どこを、どの会社が直したか)
- 新築時の図面(あれば)
「どんな雨のときに漏れるか」が分かると、調べる場所をしぼりやすくなり、調査の時間と費用の節約にもつながります。
【現場から一言】
「雨漏りは『探偵の仕事』に似ています。いつ、どんな雨で、どこに出たか。お客様のメモや写真が、原因を見つけるいちばんの手がかりになることが多いんです。」
よくある質問
Q. 雨漏り調査は無料でやってもらえないのですか?
A. 目で見て確認する点検は、無料で行う会社もあります。散水調査や赤外線調査は、機材や人手、時間がかかるため、有料になるのが一般的です。費用と調べる範囲は、事前に書面で確認しましょう。
Q. 調査をしても原因が分からないことはありますか?
A. あります。雨漏りの経路が複雑な場合や、特定の風向きの雨でしか漏れない場合などです。その場合は、調査の結果をもとに可能性の高い場所から順に直していく方法などを相談します。
Q. 調査費用は火災保険で出ますか?
A. 台風や強風などの自然災害が原因の雨漏りであれば、保険の契約内容によっては調査費用を含めて補償の対象になる場合があります。経年劣化による雨漏りは対象外です。まずはご加入の保険会社に確認してください。
まとめ
- 雨漏りは入り口と出口が離れていることが多く、修理の前に調査で原因を確かめることが大切
- 調査には目視・散水・発光液・赤外線サーモグラフィなどがあり、費用の目安は0円〜50万円程度と幅がある
- まずは目視調査から始め、必要に応じて散水調査などを組み合わせるのが一般的
- 雨漏りした日時・天気・写真の記録が、調査の精度を上げる
クラフトホームズでは、調査の結果を写真でお見せしながら、原因と必要な修理をわかりやすくご説明しています。
▶ 関連記事:雨漏り修理はいくらかかる?(NO.009)/天井のシミは雨漏りのサイン?(NO.019)
▶ 施工事例:施工事例の一覧を見る
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