「台風が来る前に、屋根の何を見ておけばいいの?」
「屋根に上らずに確認する方法を知りたい」
「去年の台風で近所の屋根が飛んだと聞いて心配」
台風による屋根の被害は、もともと傷んでいた部分から起きることがほとんど です。とくに 棟板金(屋根のてっぺんの金属カバー)の浮き や 屋根材のズレ・割れ は、強い風で一気にはがれる原因になります。台風シーズンの前に、地上から5つのポイントを確認しておきましょう。
この記事では、台風の前に確認したい屋根のポイントと、安全な確認方法、不具合を見つけたときの対処を、東京都東大和市で外装リフォームを行うクラフトホームズが解説します。
目次
1. 台風で屋根が壊れるしくみ
2. 屋根は「地上から」確認するのが基本
3. 台風の前にチェックしたい5つのポイント
4. 不具合を見つけたときの対処
5. 屋根以外に台風の前にしておきたいこと
6. よくある質問
7. まとめ
台風で屋根が壊れるしくみ
強い風が屋根に当たると、屋根を「上に持ち上げる力」が生まれます。屋根材や板金がしっかり固定されていれば耐えられますが、釘がゆるんでいたり、すき間があったりすると、そこから風が入り込み、めくれるように飛ばされてしまいます。
また、台風は強い雨をともなうため、小さな割れやズレからでも雨水が入り込み、雨漏りにつながることがあります。
つまり、台風の前の点検は「弱っているところを見つけておく」こと が目的です。台風が来てから慌てて直そうとしても、業者の予約が取れなかったり、天候が悪くて工事ができなかったりします。夏から秋の台風シーズンが来る前に確認しておくのが理想です。
屋根は「地上から」確認するのが基本
屋根の確認は、絶対に自分で屋根に上らない ことが大前提です。屋根は傾きがあり、スレートや瓦は見た目以上に滑りやすく、転落事故につながります。また、踏み方によっては屋根材を割ってしまうこともあります。
安全に確認する方法は次のとおりです。
- 家の周りを一周して、地上から屋根を見上げる
- 少し離れた道路や公園から、屋根全体を見る
- 2階の窓やベランダから、見える範囲の屋根を確認する
- 双眼鏡や、スマートフォンのカメラのズーム機能を使う
見えない部分が気になる場合は、専門業者の点検を利用しましょう。最近は、ドローンで屋根の上を撮影する点検方法もあります。
台風の前にチェックしたい5つのポイント
| ポイント | 見るところ | 危険なサイン |
|---|---|---|
| ① 棟板金 | 屋根のてっぺんの金属のカバー | 浮いている、釘が抜けている、波打っている |
| ② 屋根材 | スレート・瓦・金属屋根の表面 | 割れ・欠け・ズレ・反り、色が違う部分がある |
| ③ 瓦の漆喰・棟 | 瓦屋根のてっぺんのしっくい | はがれ・崩れ、棟の瓦の曲がり |
| ④ 雨樋 | 軒先の雨樋と、それを支える金具 | 傾き・外れ・詰まり、落ち葉や土がたまっている |
| ⑤ アンテナ・屋根の上の設備 | テレビアンテナ、太陽光パネルなど | 傾いている、ワイヤーがゆるんでいる |
① 棟板金
スレート屋根や金属屋根のてっぺんにある金属の板です。下地の木材に釘で固定されていますが、年数がたつと釘が少しずつ抜けて浮いてきます。台風で最も飛ばされやすい部分の一つです。
② 屋根材の割れ・ズレ
スレートの割れや瓦のズレは、そこから風と雨が入り込む入口になります。地上から見て、1枚だけ色が違う・すき間が見えるといった部分があれば要注意です。
③ 瓦の漆喰・棟
瓦屋根では、てっぺんの棟(むね)を漆喰(しっくい)で固めています。漆喰がはがれていると棟の瓦が固定されにくくなり、強風でずれたり崩れたりすることがあります。
④ 雨樋
雨樋に落ち葉や土がたまっていると、台風の大雨があふれて外壁や軒天を傷めます。支える金具がゆがんでいると、強い風で外れることもあります。
⑤ アンテナ・屋根の上の設備
古い屋根アンテナは、支えのワイヤーがゆるんだり、サビで弱っていたりすることがあります。倒れると屋根材を傷つけたり、落下したりする危険があります。
不具合を見つけたときの対処
不具合を見つけたら、台風の予報が出る前に、早めに専門業者へ点検を依頼 しましょう。棟板金の釘の打ち直しや交換、割れたスレートの差し替え、雨樋の掃除など、軽い補修で済むことも多くあります。
クラフトホームズの料金の目安は、料金プランをご覧ください。点検・お見積りは無料です。
こんなときは注意
台風シーズンには、「近くで工事をしている者ですが、お宅の屋根が浮いています」と突然訪問し、不安をあおって契約をせまる業者もいます。その場で屋根に上がってもらったり、契約したりせず、家族に相談し、複数の業者に見積りを取ってから決めましょう。訪問販売での契約であれば、条件を満たせば契約書面を受け取った日から8日以内にクーリング・オフができます。困ったときは、消費者ホットライン「188」に相談できます。
屋根以外に台風の前にしておきたいこと
- ベランダの排水口を掃除する:詰まっていると、大雨で水があふれて室内に入ることがあります
- 飛ばされそうな物を片づける:植木鉢、物干し竿、自転車カバーなどは室内やしっかり固定できる場所へ
- 火災保険の内容を確認する:台風による被害は、火災保険の「風災」補償の対象になることがあります。契約に風災が含まれているか、自己負担額(免責金額)がいくらかを確認しておきましょう
- 今の屋根の写真を撮っておく:台風のあとに被害があったとき、もとの状態と比べやすくなります
【現場から一言】
「台風のあとに棟板金が飛んだというご相談の多くは、事前に見れば浮きが分かる状態でした。築10年を過ぎたら、台風シーズンの前に一度、屋根のてっぺんを見ておいてください。」
よくある質問
Q. 台風の前に点検してもらうのに、費用はかかりますか?
A. 業者によって異なります。クラフトホームズでは現地調査・お見積りを無料で行っています。屋根の上の写真をお見せしながら、状態をご説明します。
Q. 築何年くらいから気をつければいいですか?
A. 屋根材や環境によって違いますが、築10年を過ぎると棟板金の釘のゆるみや、屋根材の劣化が出始めることが多くなります。一度も点検していない場合は、台風シーズンの前に確認しておくと安心です。
Q. 台風直前に気づいた場合、どうすればいいですか?
A. 台風が近づいてからの屋根の作業は危険なため、業者も工事を見合わせることがあります。屋根に上らず、飛ばされやすい物を片づけるなど身の回りの備えをして、台風が過ぎてから点検を依頼してください。
まとめ
- 台風の被害は、もともと傷んでいた部分から起きることが多い
- チェックは「棟板金・屋根材・漆喰・雨樋・アンテナ」の5つ
- 屋根には上らず、地上や窓から双眼鏡やカメラで確認する
- 不具合は台風シーズンの前に補修し、火災保険の内容も確認しておく
クラフトホームズでは、台風シーズン前の屋根点検のご相談も承っています。現地調査・お見積りは無料です。
▶ 関連記事:棟板金の浮きをチェック(NO.018)/台風・強風のあとに屋根を確認する方法(NO.050)
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