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ガルバリウム鋼板の長所・短所|サビ・音・暑さは大丈夫?

公開 2026.10.24更新 2026.11.01読了 約8分
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「金属の屋根って、サビてこないの?」
「雨の日にうるさくなったり、夏に2階が暑くなったりしない?」
「カバー工法でガルバリウムを勧められたけど、本当に大丈夫?」

ガルバリウム鋼板は、軽くて地震に強く、サビにくいため長持ちする 屋根材で、スレート屋根のカバー工法でもよく使われます。心配されがちな サビ・音・暑さは、製品選びと施工の工夫でかなり抑えられます。 短所を知ったうえで選べば、後悔の少ない屋根材です。

この記事では、ガルバリウム鋼板の長所・短所と、気になる3つの点への対策を、東京都東大和市で外装リフォームを行うクラフトホームズが解説します。

目次
1. ガルバリウム鋼板とは?
2. ガルバリウム鋼板の4つの長所
3. 知っておきたい短所
4. サビは大丈夫?|サビにくい理由と注意点
5. 雨音・暑さは大丈夫?|対策のポイント
6. よくある質問
7. まとめ

ガルバリウム鋼板とは?

ガルバリウム鋼板は、鉄の板の表面を アルミニウム55%・亜鉛を中心とした合金でメッキ(金属の膜でコーティング) した金属板です。昔のトタン屋根は亜鉛だけでメッキしていましたが、アルミを加えることでサビにくさが大きく向上しました。

さらに近年は、メッキにマグネシウムを加えてサビにくさを高めた 「エスジーエル(SGL)」 と呼ばれる改良型も広く使われています。屋根材として売られている製品の多くは、表面に塗装が施され、色も豊富です。

ガルバリウム鋼板の4つの長所

長所 内容
① 軽い 1㎡あたり約5kg。スレート(約20kg)の約4分の1、和瓦(約50kg)の約10分の1
② 長持ち 耐用年数は25〜40年程度が目安
③ ひび割れしない 金属なので、スレートのように割れたり欠けたりしにくい
④ カバー工法に向く 軽いので、今の屋根の上に重ねても建物への負担が小さい

① 軽くて地震に強い
屋根が軽いほど、地震のときに建物の揺れが小さくなります。重い瓦屋根からの葺き替えで、建物の負担を減らしたいときにも選ばれています。

② 長持ちする
メッキの効果でサビにくく、トタン屋根(約10〜20年)と比べて長く使えます。適切に手入れをすれば、さらに長持ちすることもあります。

③ ひび割れ・欠けが起きにくい
スレートのような「割れ」の心配がほとんどなく、コケも生えにくいのが特徴です。

④ カバー工法との相性がよい
今のスレート屋根を撤去せずに上からかぶせるカバー工法では、屋根が二重になります。軽いガルバリウム鋼板なら、重さが増えても建物への影響を小さく抑えられます。

知っておきたい短所

短所 内容 主な対策
雨音が響きやすい 金属に雨粒が当たる音が伝わりやすい 断熱材一体型の製品・下地の工夫
熱を伝えやすい 金属なので、そのままでは断熱効果がほとんどない 断熱材一体型・遮熱塗装・換気
へこみ・傷がつきやすい 板の厚さが0.4mm前後と薄い 施工時の扱いに注意・飛来物の点検
条件によってはサビる 傷や切り口、もらいサビ、潮風 下の章で解説
費用はスレートより高め ㎡単価がやや高い 長く持つ分、塗り替え回数で比較

短所の多くは 「金属であること」 から来ています。言いかえると、金属の性質を理解して、製品選びと施工で補えば、実際の暮らしで困る場面はかなり減らせます。

サビは大丈夫?|サビにくい理由と注意点

ガルバリウム鋼板は、表面に小さな傷がついても、まわりのメッキが溶け出して鉄を守る働きがあるため、トタンよりはるかにサビにくい 材料です。ただし、「サビない」わけではありません。次の点に注意が必要です。

サビやすくなる主なケース
– もらいサビ:近くに置いた鉄製品や、工事で出た金属の削りかすがのったままになると、そこからサビが移る
– 切り口・深い傷:施工のときに切った断面や、飛来物による深い傷
– 落ち葉や土がたまる:湿った状態が続く場所は傷みやすい。樹木から出る酸性の水分で腐食が進むこともある
– 海に近い地域:潮風に含まれる塩分は金属を傷めやすい

長持ちさせるためのポイント
– 工事のあとに、金属の削りかすを屋根に残さず清掃してもらう
– 雨樋や谷の部分に落ち葉がたまっていないか、定期的に点検する
– 塗装の色あせやツヤ引けが目立ったら、塗り替えを検討する(目安は10〜15年)
– 新築・工事から10年前後で一度、専門業者の点検を受ける

東大和市周辺のような内陸の住宅地では、塩害の心配は比較的小さいですが、庭木が屋根にかかっている家では落ち葉対策が大切です。

雨音・暑さは大丈夫?|対策のポイント

雨音への対策
金属屋根の雨音は、屋根の下に何があるかで大きく変わります。最近の屋根用ガルバリウム鋼板には、裏側に 断熱材が一体になった製品 があり、雨音をやわらげる効果も期待できます。また、カバー工法の場合は、もとのスレート屋根が下に残るため、その分音が伝わりにくくなります。

暑さへの対策
金属は熱を伝えやすいため、何も対策をしないと、夏は屋根裏が熱くなりやすくなります。次のような方法を組み合わせるのが効果的です。

対策 内容
断熱材一体型の製品を選ぶ 屋根材の裏に断熱材が付いていて、熱と音をやわらげる
遮熱性のある塗装・明るめの色 日差しの熱を反射しやすくする
屋根の換気(換気棟) 屋根裏にこもった熱を外へ逃がす
天井裏の断熱材を確認する 屋根だけでなく、家側の断熱も大切

「金属屋根にしたら2階が暑くなった」という話を聞いて心配される方もいますが、製品の選び方と換気の工夫で、体感はかなり変わります。 見積りの段階で、断熱材一体型かどうか、換気の計画があるかを確認しておきましょう。

費用の目安(30坪)

工事 費用の目安 ㎡単価の目安
カバー工法(ガルバリウム鋼板) 70万〜150万円 6,000〜10,000円
葺き替え(ガルバリウム鋼板) 100万〜250万円 8,000〜15,000円

クラフトホームズの料金の目安は、料金プランをご覧ください。点検・お見積りは無料です。

【現場から一言】

「ガルバリウムの屋根で一番気をつけているのは、工事後の『鉄粉の掃除』です。板金を切ったときの細かいかすが残ると、そこからもらいサビが出てしまいます。仕上げのときは、屋根全体を見て回って清掃しています。」

よくある質問

Q. ガルバリウム鋼板の屋根は、塗装メンテナンスが必要ですか?
A. 必要です。メッキでサビにくくなっていますが、表面の塗装は紫外線で少しずつ劣化します。10〜15年を目安に点検し、色あせやツヤ引けが目立ってきたら塗り替えを検討してください。

Q. 雹(ひょう)や台風でへこみませんか?
A. 板が薄いため、大きな雹や飛来物が当たるとへこむことがあります。小さなへこみなら雨漏りにすぐつながることは少ないですが、台風のあとは2階の窓などから見える範囲を確認し、気になる場合は点検を依頼してください。

Q. 瓦屋根からガルバリウム鋼板に替えることはできますか?
A. できます。ただし、瓦屋根は凹凸が大きく、上に重ねるカバー工法は基本的にできないため、瓦を撤去する葺き替えになります。屋根が軽くなるので、建物の負担を減らしたい方に選ばれています。

まとめ

  • ガルバリウム鋼板は、軽い・長持ち・割れにくい・カバー工法に向くのが長所
  • 短所は雨音・暑さ・へこみ・条件によるサビで、多くは製品選びと施工で補える
  • サビ対策は「鉄粉を残さない」「落ち葉をためない」「定期点検」がポイント
  • 雨音・暑さには、断熱材一体型の製品と屋根の換気の組み合わせが効果的

クラフトホームズでは、建物の状態やお住まいの環境に合わせて、屋根材の種類や断熱・換気の方法までご提案しています。現地調査・お見積りは無料です。

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