トップ > お役立ちコラム > 屋根工事
屋根工事

屋根の遮熱塗料は効果ある?夏の暑さ対策

公開 2026.10.31更新 2026.11.01読了 約7分
うちの場合はいくら?写真を送るだけで、無料でお見積もりします。相談だけでも大丈夫です。

「夏になると、2階の部屋が夜まで暑い」
「遮熱塗料をすすめられたけど、本当に涼しくなるの?」
「ふつうの塗料より高いなら、元が取れるのか知りたい」

遮熱塗料は、太陽の光(熱)をはね返して、屋根の表面温度を15〜20℃ほど下げる効果が期待できる 塗料です。ただし、室内の温度が下がるのは 1〜3℃程度が目安 で、家のつくりによって効果の感じ方は大きく変わります。「エアコンの効きを助けるもの」と考えるのが現実的 です。

この記事では、屋根の遮熱塗料のしくみと効果、向いている家・向いていない家、費用の目安を、東京都東大和市で外装リフォームを行うクラフトホームズが解説します。

目次
1. 遮熱塗料とは?ふつうの塗料との違い
2. どれくらい効果がある?数字で見る目安
3. 効果が出やすい家・出にくい家
4. 費用の目安と選び方の注意点
5. 遮熱塗料以外の夏の暑さ対策
6. よくある質問
7. まとめ

遮熱塗料とは?ふつうの塗料との違い

真夏の屋根は、強い日差しを受けて、表面が手で触れないほど熱くなります。その熱が屋根裏にこもり、2階の天井から部屋に伝わることで、「2階だけ暑い」状態が生まれます。

遮熱塗料は、塗膜に 日射(太陽の光)を反射しやすい顔料 を使い、屋根が熱を吸い込みにくくした塗料です。正式には「高日射反射率塗料」と呼ばれ、屋根用の塗料については日本産業規格(JIS K 5675)で日射反射率などの品質が決められています。

よく似た言葉に「断熱塗料」があります。

種類 しくみ 主なねらい
遮熱塗料 太陽の光をはね返し、屋根が熱くなるのを防ぐ 夏の暑さをやわらげる
断熱塗料 塗膜の中で熱を伝わりにくくする 夏の暑さ・冬の寒さの両方をやわらげる
ふつうの塗料 雨や紫外線から屋根材を守る 屋根の保護・美観

どちらも「屋根を守る」という塗装本来の役目は果たしたうえで、暑さ対策の機能を足したもの、と考えると分かりやすいでしょう。

どれくらい効果がある?数字で見る目安

項目 効果の目安
屋根の表面温度 15〜20℃ほど下がる(条件により20℃以上の例も)
室内の温度 1〜3℃ほど下がる
冷房の電気代 実験では夏場に数%の削減例がある

屋根の表面温度が大きく下がっても、室内の温度の下がり方が小さいのは、屋根と部屋の間に屋根裏の空気や断熱材、天井があるためです。

日本塗料工業会の資料では、遮熱性能を色の明るさなどで★1〜★3に分けて示しています。明るい色ほど熱をはね返しやすく、濃い色ほど効果は小さくなります。同じ遮熱塗料でも、黒に近い色を選ぶと期待したほどの効果が出ないことがあるので注意しましょう。

効果が出やすい家・出にくい家

効果を感じやすい家
– 2階の部屋が夏にとくに暑い
– 屋根裏の断熱材が薄い、または古い
– 金属屋根(トタン・ガルバリウム鋼板など)で、屋根材が薄い
– 屋根に日が当たる時間が長い(周りに高い建物がない)
– 工場・倉庫・ガレージなど、天井のすぐ上が屋根

効果を感じにくい家
– 屋根裏の断熱がしっかりしている新しい家
– 3階建ての1階など、屋根から離れた部屋の暑さが気になる
– 周りの建物や樹木で、屋根に日が当たりにくい
– 濃い色の仕上がりを希望している

また、遮熱塗料は冬も日差しをはね返すため、冬の日中に屋根から入る暖かさが少し減る ことがあります。東京のような温暖な地域では大きな問題になりにくいものの、「夏の暑さ」と「冬の寒さ」のどちらが気になるかで選ぶとよいでしょう。

費用の目安と選び方の注意点

項目 目安
屋根塗装(一般的な塗料・30坪・足場込み) 40万〜80万円
遮熱塗料の㎡単価 4,000円/㎡前後(ふつうの塗料より割高)

※屋根の面積や形、下地の状態で金額は変わります。

クラフトホームズの料金の目安は、料金プランをご覧ください。点検・お見積りは無料です。

選ぶときの注意点

  1. 「何℃下がる」をうのみにしない ― カタログの数字は、試験の条件で測ったものです。実際の家では、断熱材や屋根裏の換気で結果が変わります。
  2. 汚れると効果が落ちる ― 表面に汚れやコケがつくと、光をはね返す力が弱まります。汚れにくい性能もあわせて確認しましょう。
  3. 耐用年数もあわせて比べる ― 遮熱塗料にもシリコン系・フッ素系・無機系などのグレードがあります。暑さ対策だけでなく、次の塗り替えまでの年数で比べることが大切です。
  4. 塗装できる屋根かを先に確認 ― 屋根材の傷みが進んでいる場合は、遮熱塗料を塗っても長持ちしません。

遮熱塗料以外の夏の暑さ対策

遮熱塗料は、屋根が熱くなるのを防ぐ対策です。あわせて次のような方法を組み合わせると、効果を高められます。

  • 換気棟(かんきとう)の設置:屋根のてっぺんに換気口をつけ、屋根裏にこもった熱い空気を外に逃がす
  • 屋根裏の断熱材の補強:屋根からの熱が部屋に伝わりにくくなる
  • 断熱材一体型の金属屋根へのカバー工法:屋根材そのものに断熱材がついたものを選ぶ
  • 窓の日よけ:すだれや外付けのシェードで、窓からの日差しをさえぎる

【現場から一言】

「遮熱塗料を選ぶなら、色は明るめがおすすめです。ただ、街並みや外壁との組み合わせもありますので、色見本や過去の施工写真を見ながら、効果と見た目のバランスで一緒に決めましょう。」

よくある質問

Q. 遮熱塗料で、エアコンがいらなくなりますか?
A. いらなくなるほどの効果はありません。室温の変化は1〜3℃程度が目安で、エアコンの効きがよくなる、設定温度を少し上げられる、といった効果を期待するものです。

Q. 外壁にも遮熱塗料を塗ったほうがいいですか?
A. 外壁は屋根ほど強い日差しを受けないため、屋根に比べると効果は小さくなりがちです。西日が強く当たる壁など、条件によっては検討の価値があります。

Q. ふつうの塗料より長持ちしますか?
A. 長持ちするかどうかは、遮熱機能ではなく、塗料のグレード(シリコン・フッ素・無機など)で決まります。遮熱性能と耐久性を分けて確認しましょう。

まとめ

  • 遮熱塗料は太陽の光をはね返し、屋根の表面温度を15〜20℃ほど下げる
  • 室温の変化は1〜3℃程度が目安で、エアコンの効きを助けるもの
  • 明るい色ほど効果が高く、汚れると効果が落ちる
  • 2階が暑い家、断熱が弱い家、金属屋根の家で効果を感じやすい

クラフトホームズでは、お住まいのつくりや屋根の状態を確認したうえで、遮熱塗料が向いているかどうかを正直にお伝えしています。現地調査・お見積りは無料です。

▶ 関連記事:遮熱・断熱塗料は外壁にも効果がある?(NO.068)/屋根の換気棟とは?屋根裏の暑さ・結露対策(NO.051)
▶ 施工事例:施工事例の一覧を見る

無料点検・お見積りのご相談
東大和市・立川市・小金井市・国分寺市・三鷹市・武蔵野市・世田谷区ほか
📞 0120-990-656(受付 9:00〜19:00/日曜定休)
「劣化が気になる」段階のご相談も歓迎です。その場での契約はお願いしません。

見積りの前に読む、無料ガイド費用・塗料・業者選びを38ページで解説 無料ダウンロード
外装リフォームのご相談は、クラフトホームズへ
電話で無料相談0120-990-656専用LINEで相談写真を送るだけ・無料
電話 専用LINEで相談 WEB見積